ソウル・明洞のダイソー店舗 (c)NEWSIS
ソウル・明洞のダイソー店舗 (c)NEWSIS

【09月28日 KOREA WAVE】韓国で、低価格を売りにするダイソーの化粧品が国内外の消費者を引きつけている。1000~5000ウォン(約120~580円)で購入できる商品がそろい、外国人観光客や男性客も訪れる新たなショッピングスポットとして注目されている。

ソウル・明洞の店舗は22日午後、多くの買い物客で混雑していた。外国人観光客が動画サイトのおすすめ情報や翻訳アプリを見ながら商品を探す姿が目立ち、男性客が店員に必要な商品を尋ねる様子も見られた。

韓国を旅行中の22歳の日本人女性は「ダイソーには安くて良いスキンケア商品が多いと聞き、ぜひ立ち寄りたかった。買いたい商品はまとめてきたが、ほかの商品も見ている」と話した。

複数の製薬会社との共同商品も客を呼び込んでおり、3000~5000ウォン(約350~580円)の価格帯で展開されている。人気商品は品切れも多く、オンラインで注文して近くの店舗で受け取る「店舗ピックアップサービス」を利用する客もいる。

大手企業の化粧品部門で働く25歳の会社員は「化粧品を買う時はダイソーに一番よく行く」とし、「圧倒的に安く、少量なのでさまざまな商品を試しやすい。レチノールのような成分も、大容量の高価な商品を買わずに自分に合うか確認できる」と話した。

同じメーカーの商品でも容量や成分の含有量が異なり、1ミリリットル当たりでは価格差が大きくない商品もあるという。一方、少量で最高価格が5000ウォンのため、購入への心理的なハードルが低いとの見方もある。

美容系クリエーターだけでなく、医療関係者も商品を取り上げている。皮膚科専門医のパク・ギョンヨル院長は自身のYouTubeチャンネルで「私も本当に驚いた。百貨店の高価格帯の美容液とダイソーで売られている5000ウォン(約580円)の美容液は、成分がほぼ同じだ」と評価した。動画の再生回数は200万回を超えたという。

低価格でさまざまな商品を試したい消費者や、Kビューティーを体験したい外国人観光客にとって、ダイソーの化粧品売り場が新たな選択肢となっている。

(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News