【9月28日 AFP】イラン国営メディアは28日、国連総会に派遣されている同国の代表団には米国との会談予定はないと報じた。ドナルド・トランプ米大統領は27日、戦闘終結に向けてイランとの交渉を継続する考えを示していた。

国営イラン通信(IRNA)は、代表団に近い匿名筋の話として「ニューヨークに滞在中のイラン代表団には、米国と交渉を行う計画はない」と伝えた。

トランプ氏は、イラン政府が提示したホルムズ海峡を7日以内に開放する提案を拒否したが、その翌日の27日には、米ニュースサイト「アクシオス」に対し、近く協議が再開されるとの見方を示していた。

IRNAは「イラン側の見解と立場は、カタールの仲介者を通じて米国側に明確かつ明白に伝えられた」とし、イラン代表団が29日に帰国すると付け加えた。

イラン側は、戦闘終結およびホルムズ海峡の開放に向けて七つの条件を提示したとしている。同海峡は、開戦前には世界の石油・ガスの約20%が通過していた戦略的要衝だ。

アクシオスによると、カタールが仲介する間接協議は早ければ28日にも行われる可能性があるという。これは、米特使のスティーブ・ウィトコフ氏やジャレッド・クシュナー氏と、イランのアッバス・アラグチ外相との間で行われた前回の協議から1週間足らずでの協議となる。

イランは、同盟関係にあるヒズボラがイスラエルから断続的に空爆を受けているレバノンを含め、中東全域での7日間の停戦を要求している。

さらに、海外資産の凍結解除、石油セクターに対する制裁解除、ならびに米海軍による海上封鎖の解除を求めている。(c)AFP