中国が独自に開発した世界最大のくい打ち船が海外に出航
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【10月2日 CGTN Japanese】中国が自主開発した世界最大のくい打ち船が9月27日、中国東部の江蘇省から出航し、ブラジル・バイーア州の州都サルバドールで進められている海上大橋の建設工事に参加するため現地へ向かいました。
くい打ち船は、水上でくい打ち作業を行うための船舶で、巨大な基礎くいを正確に海底へ打ち込むことを主な役割としています。このくい打ち船は全長130.5メートル、くい打ち用やぐらの高さ156メートル、作業可能水深70メートル、くいの吊り上げ能力700トンで、現在、くい打ち用やぐらの高さ、くいの吊り上げ能力、作業可能水深のいずれも世界一となっています。同船は長江河口を出発し、45日間かけて1万1300カイリ航行し、ブラジル北東部のサルバドールの海上大橋の建設現場に到着する予定です。
同船は、大型くい打ち船としては初めて、自動船位保持システムとアンカー係留による船位保持を組み合わせた技術を採用しており、中国独自の衛星測位システム「北斗」による高精度測位と組み合わせることで、くい打ち位置の精度をセンチメートル単位まで高めています。また、メインシリンダーに閉回路式油圧システムを初めて採用し、エネルギー回収率は40%に達しています。
サルバドール海上大橋は、ブラジル最大の湾であるトードス・オス・サントス湾を横断し、主橋の基礎杭を施工する海域の水深は64メートルに達します。大橋が完成し開通すると、サルバドール市とベラクルス市の間の所要時間は、現在のフェリーによる約1時間から、およそ15分に短縮される見通しです。 (c)CGTN Japanese/AFPBB News