平陸運河が通航開始 各方面の準備状況
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【10月1日 東方新報】新中国成立以来、国家レベルで統括整備された初の「通江達海(河川と海をつなぐ)」運河プロジェクトである平陸運河が、9月16日に通航(開通)した。
平陸運河は2022年8月28日に着工し、全長134.2キロ。北は広西チワン族自治区(Guangxi Zhuang Autonomous Region)横州市(Hengzhou)の西津ダム湖にある平塘江口を起点に、南は欽州市(Qinzhou)霊山県陸屋鎮を経て欽江沿いに北部湾へ直結する。内陸河川I級航路の基準で建設され、5000トン級船舶の通航が可能。4年余りにわたり、2万人超の建設者たちがこの新たな「河川から海へ」のルートを切り開いてきた。
水位差の課題を解決するため、上流から下流にかけて馬道・企石・青年の3大水利拠点(ダム・水門群)が建設され、いずれも通水を伴う連携試運転を完了していた。全区間の実船適応試験も終え、錨地・サービスエリア・航行支援施設など、通航に必要な条件がすべて整えられた。平陸運河工事建設指揮部の程耀飛指揮は、通航後に想定されるあらゆる稼働状況についてシミュレーション検証を終え、設備・運航スケジュール・緊急対応の全てが「閉ループ」化されており、ハード・ソフト両面で全線通航の条件を満たしていると説明。通航を機に、業務の重心は「建設」から「運営」へと移った。
分野別に見ると、航路・拠点(水利施設)・指揮運航管理・海事法執行の4分野の準備がすべて整えられた。航路面では浚渫(しゅんせつ)工事が全て完了し、竣工検査も通過。拠点面では3大拠点の水門設備が複数回の通水連携試験を経て、送水・開閉・水位調整設備の検証をすべて完了、航路標識・引き込み水路・停泊エリア・錨地など付帯施設の建設・調整も完了し、船舶の停泊・待機ニーズに対応できる状態が整った。
指揮運航管理面では、青年拠点に設置された平陸運河指揮調度センターが3大拠点の通航運営を統括するスマート司令塔の役割を担い、南寧市内の指揮調度センターと相互に支え合う体制を構築。江・河・海一体型の運航プラットフォームや水門遠隔集中管理システムを統合運用しており、両センターとも通航への準備を終えていた。海事法執行面では、海事部門が平陸運河の通航環境について現地調査を完了し、水文・気象条件についても動的評価を実施。通航時点で海事局に平陸運河の通航資格登録を済ませた船舶はすでに570隻に上っていた。平陸運河を航行する水先案内人には専用の航路資格が義務付けられており、6月22日の資格認定開始以来、すでに681人の船員がこの資格を取得していた。欽州港区海事処の何長海(He Changhai)副大隊長は、「通航が目前に迫り、船舶が次々と水門を通過する。入出港予定の船舶を一隻ずつ確認し、船舶の寸法・喫水・出入港報告など、どの項目も漏らさず、船舶の安全な通過を確保する」と述べた。(c)東方新報/AFPBB News