【9月28日 AFP】フランスで27日に上院選挙が行われ、極右政党「国民連合(RN)」とその同盟勢力が過去最多となる計14議席を獲得した。大統領選を数か月後に控える中、右派が優勢な上院において実質的に勢力を4倍に拡大した。

仏上院議員の定数は348議席で、任期は6年。地方議員らによる間接選挙で3年ごとに半数が改選される。

極右勢力は前身の「国民戦線(FN)」だった2014年に初めて2議席を獲得して上院に進出し、23年の改選では3議席を獲得していた。

選挙結果を受けてRNのマリーヌ・ルペン前党首はX(旧ツイッター)に「これは歴史的勝利であり、上院で初めて会派を結成するという大きな節目となる」と投稿した。

中道派のエマニュエル・マクロン大統領が退任を迎える来年の大統領選に向け、ルペン氏は政権奪取へこれまでで最大の好機と見定めている。

AFPの集計によると、今回の選挙でRNからは9人が当選し、非改選の3人に加わる。さらに、RNと協力関係にあるエリック・シオッティ氏率いる「共和国右派連合(UDR)」からは2人が当選した。

RNのジョルダン・バルデラ党首は、UDRの同盟議員とともに会派を結成すると説明した。

上院では右派、中道派、左派の社会党が引き続き3大勢力を維持する見込みとなっている。(c)AFP