【9月28日 AFP】中国から貸与されたジャイアントパンダ2頭が27日、米国に到着した。中国当局とアトランタ動物園が発表した。主要な進展は乏しく、象徴的な意味合いが強かった米中首脳会談を経ての実施となった。

パンダの貸与自体は既に合意されていたが、習近平国家主席が訪米中の24日に出発の日程が発表されていた。

パンダは世界中で大きな人気を誇っており、中国は対外関係を推進する一環として諸外国にパンダを貸与している。いわゆる「パンダ外交」だ。

中国国営の新華社通信によると、「平平」と「福双」は、チャーター機で成都市の成都双流国際空港を出発。16時間のフライトを経て、2頭は米東部時間27日午前7時(日本時間同日午後8時)前にジョージア州アトランタに到着した。機内では蒸しトウモロコシパンやタケノコ、ニンジンが用意されたという。

2頭のパンダは今後10年間、アトランタ動物園で飼育される。同園のレイモンド・キング園長は「アトランタ市やジョージア州にとって歴史的な瞬間だ」と歓迎の声明を出した。

パンダは「約1か月の検疫期間」に入るため、すぐには一般公開されない。

アトランタ動物園では1999年からパンダを受け入れており、これまでに7頭の子供が誕生しているが、すべて中国に返還されており、同園では2024年以降はパンダ不在となっていた。(c)AFP