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【09月27日 KOREA WAVE】韓国で秋夕(チュソク)連休中の119救急隊の出動が増える中、患者を搬送する前に現場で30分を超えて滞在するケースが4年間で約2.5倍に増えたことが分かった。2025年は30分を超えた患者が2000人を上回り、直近5年間で最多となった。

野党「国民の力」のキム・イェジ議員が消防庁から提出を受けた資料によると、秋夕連休中に119救急隊が現場で30分を超えて滞在した患者は2021年の862人から2025年には2142人となり、148.5%増加した。

30分超のケースは2022年が828人、2023年が621人だったが、2024年に1107人へ増加。2025年は前年比93.5%増となった。現場滞在時間を確認できた有効データに占める割合も、2021年の3.0%から2025年には5.9%へ上昇した。2025年は約17人に1人の割合となる。

1時間以上に及ぶケースも増えている。60分以上現場に滞在した患者は2021年の154人から2023年には85人まで減少したが、2024年に144人、2025年には298人に増えた。2025年は60~120分が274人、120分超が24人で、いずれも直近5年間で最多だった。

地域別では、2025年に30分を超えた患者は京畿道が507人、ソウルが336人、釜山が254人、大邱が149人だった。平均現場滞在時間もソウルは2021年の11.7分から2025年には14.9分、釜山は12.0分から18.2分、大邱は9.6分から16.1分へ増加。18の市・道すべてで平均滞在時間が長くなった。

秋夕連休中の救急需要そのものも増加した。119救急隊の出動件数は2021年の5万501件から2025年には6万7034件となり、32.7%増加。搬送された人数も2万9035人から3万6302人へ25.0%増えた。

現場滞在時間が長くなる背景には、救急隊による現場での処置だけでなく、搬送先の病院選定や医療機関側の患者受け入れ状況など、複数の要因が影響している可能性がある。このため、長時間化の原因を政府レベルで分析する必要があるとの指摘が出ている。

特に秋夕など救急医療の需要が集中する時期には、診療中の救急医療機関の数だけでなく、実際に診察や手術、入院が可能な医療資源を把握し、119と迅速に連携する体制が必要とされる。

消防庁は、現場滞在時間について、救急活動記録のうち誤りや異常値を除いた有効データを基に算出しているため、搬送された人数全体とは一部差が生じる可能性があると説明した。

キム議員は「救急患者にとって重要なのは119がどれだけ早く到着したかだけでなく、適切な病院でどれだけ迅速に治療を受けられるかだ」と指摘。「長時間の現場滞在が大幅に増えた原因について、消防庁と保健福祉省がともに詳しく分析すべきだ」と述べた。

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