韓国軍の給食に中国産唐辛子粉…民間委託施設の44%で国産食材の使用基準が不明確
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【09月27日 KOREA WAVE】韓国軍が民間企業に委託している給食施設の44%で、国産食材の使用基準が不明確であることが分かった。中国産の唐辛子粉や輸入肉などが使用されており、国産食材の使用を保証する基準の整備や、原産国別の使用割合を把握する管理体制の構築が必要だとの指摘が出ている。
与党「共に民主党」のミン・ホンチョル議員が陸・海・空軍本部と海兵隊司令部から提出を受けた資料によると、民間委託の給食施設48カ所のうち21カ所(44%)が、国産食材の使用基準を「優先使用」と定めていた。内訳は陸軍が9カ所、空軍が10カ所、海兵隊が2カ所だった。
「優先使用」とは、食材を調達する際に国産品を優先的に選ぶものの、具体的な使用割合は定めていないことを意味する。例えば「国産食材を80%以上使用する」といった数値基準がないため、国産品をどの程度使用すべきなのか、明確な判断基準が存在しない。
問題は、兵士により良い食事を提供する目的で導入された民間委託の給食が、軍の直営施設と比べて国産食材の使用割合が低いことだ。
各軍が提出した資料によると、陸軍の民間委託施設では、牛肉にオーストラリア産と米国産、鶏肉に韓国産とブラジル産、豚肉に韓国産とオーストリア産、スペイン産、ドイツ産を使用していた。アヒル肉には韓国産と中国産が使われていた。
さらに、白菜キムチ、カクテキ、大根の葉付きキムチに使用する唐辛子粉は、中国産と記載されていた。
一方、陸軍の直営給食施設では、これら3種類のキムチと牛肉、鶏肉、豚肉、アヒル肉の計7品目について、すべて原産国が韓国と記載されていた。空軍と海兵隊の民間委託施設でも、キムチの副原料に中国産を使用し、肉類には輸入品を併用していた。
軍側は国産食材の使用状況を点検していると説明している。しかし、各軍が提出した標準管理マニュアルには、国産食材が実際にどの程度使われているのかを確認する手続きが設けられていなかった。ミン議員は「直営給食では国産品を提供している品目が、民間委託の給食では輸入品に置き換わっている」と指摘した。
その上で「兵士により良い食事を提供するために給食を民間に委託するのであれば、どの国の食材をどの程度使用しているのか、直営方式と比べて何が改善されたのかについても説明できなければならない」と述べた。
さらに「秋夕(チュソク)の連休中も家族と離れて国を守る兵士たちに、良質な食事を提供することは国家の責務だ」と強調した。
ミン議員は国防省に対し、品目別の需給状況や予算を考慮しながら、国産食材の使用割合を段階的に引き上げるための共通基準を策定するよう求めた。
また、実際の使用状況を定期的に確認できるよう、契約条件や管理マニュアルを見直す必要があると訴えた。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News