【9月27日 AFP】イランは27日、提示した停戦案が米国から拒否されたものの、ホルムズ海峡の再開に向けた条件を堅持する姿勢を明確にした。

イランのアッバス・アラグチ外相によると、イラン側の提案は、レバノンを含む中東全域でのあらゆる戦闘行為の停止と、数か月前に破綻した停戦合意の条件を履行することを求める内容だという。

海峡をめぐる戦闘のなかで崩壊したこの合意では、凍結されたイラン資産およびイラン産石油に対する制裁の解除、および米海軍による海上封鎖の終了を規定するものだった。

国営放送IRIBによると、アラグチ氏は27日、「われわれの条件は明確であり、ホルムズ海峡の再開に向けたいかなる動きもこれらの条件が満たされることを前提としている。われわれが撤回することはない」と語った。

また「われわれは外交や交渉への扉を閉ざしたことは一度もないが、同時に自らの権利から退いたことも一度もない」と強調した。

しかし、ドナルド・トランプ米大統領は26日、この停戦案を拒否したと述べた。

トランプ氏は記者団に対し、「彼らはひどく負けているので、すぐに海峡を開く取引をしたがっている」とし、「彼らが取引をしたがっているのは良いことだと思う。私も取引をするのは好きだ」と語った。

これについてアラグチ氏は27日、イラン側は「米大統領からの最初の反応を目にしたが、これまでのところ仲介者から何も伝達されていない」と述べ、「仲介者から正式な意向が伝えられるのを待っており、それに基づいて決定を下す」と付け加えた。(c)AFP