韓国ロケット「ヌリ号」、衛星15基搭載し10月7日打ち上げ…主衛星5基の連続分離に初挑戦
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【09月27日 KOREA WAVE】韓国の国産ロケット「ヌリ号」が10月7日、計15基の衛星を搭載して5回目の打ち上げに臨む。主衛星となる超小型衛星「NEONSAT」5基を初めて連続して分離するほか、企業や大学などが開発したキューブ衛星10基も軌道に投入する。
韓国の宇宙航空庁と韓国航空宇宙研究院によると、ヌリ号は全羅南道高興郡の羅老宇宙センターから打ち上げられる。NEONSATの2~6号機とキューブ衛星10基を搭載し、高度570キロの太陽同期軌道を目指す。
ヌリ号は第3段エンジンの燃焼を終えて目標高度に到達した後、打ち上げから約810秒後に衛星の分離を始める。NEONSAT5基を35~40秒間隔で1基ずつ放出し、その後、キューブ衛星10基を10秒間隔で2基ずつ分離する。衛星同士の衝突を防ぐため、上段の姿勢を制御し、新たに開発した低衝撃の衛星分離装置も使用する。全衛星の分離後には、上段と衛星の衝突を避けるための回避運動を実施する。
NEONSAT5基は分離後、それぞれ速度や方向、高度を調整しながら間隔を広げ、最終的に同一軌道面上に72度ずつ等間隔で配置される。編隊の完成には約2~3カ月かかる見通しだ。韓国科学技術院(KAIST)人工衛星研究所のイ・サンヒョン超小型衛星群事業団長は「5基を初めて打ち上げるため、初期段階での衛星との通信と編隊形成技術に最も力を入れている」と説明した。
2027年に予定されるヌリ号の6回目の打ち上げでは、さらに5基を別の軌道面に配置し、計10基による衛星観測網を構築する計画だ。朝鮮半島周辺を繰り返し撮影して災害観測などに活用し、10基を運用すれば1日当たり約70万平方キロの画像を取得できるという。複数衛星を同時に運用するため、研究チームは複数の地上アンテナと異なる周波数を使い、各衛星を追跡・制御する準備も進めている。
キューブ衛星10基は、韓国の企業や大学、自治体、研究機関などが開発した技術を宇宙環境で検証する。宇宙放射線や微小粒子の観測、海洋ごみの監視、韓国製半導体・電子部品の検証、宇宙空間での医薬品結晶の成長実験、レーザー光通信の実証などが予定されている。
4回目に続いて衛星を搭載する宇宙関連企業スペースリンテックのユン・ハクスン代表は「宇宙で実証する機会を得ることは非常に重要だ。韓国内でさらに多くの打ち上げ機会が生まれることを期待している」と語った。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News