韓国・中部内陸高速道路の5台追突事故で消火や交通整理に当たり、表彰される海兵隊員と軍属ら(c)MONEYTODAY
韓国・中部内陸高速道路の5台追突事故で消火や交通整理に当たり、表彰される海兵隊員と軍属ら(c)MONEYTODAY

【09月27日 KOREA WAVE】韓国の中部内陸高速道路で発生した5台の追突事故に遭遇し、消火や交通整理に当たって二次事故の防止に貢献した海兵隊員と軍属計9人が表彰されることになった。

21日午前11時ごろ、海兵隊第2師団軍需大隊近接整備中隊のキム・ジェミン大尉ら9人は、忠清北道忠州市仰城面の中部内陸高速道路で5台が絡む追突事故を目撃した。一行は慶尚北道浦項での合同上陸訓練を終え、京畿道金浦にある部隊へ戻る途中だった。

当時、事故車両からは炎が上がり、事故の影響で道路も渋滞していた。キム大尉ら3人は直ちに道路に出て、誘導灯や手信号を使って後続車に減速を促した。さらなる追突などの二次事故を防ぐためだった。

ファン・テミン中士ら2人は車載用消火器を持って事故車両へ向かい、消火活動に当たった。これにより、大規模な爆発やさらなる火災につながるのを防いだ。

チェ・スンジュ主務官ら4人は、事故車両に乗っていた人たちの負傷状況を確認するとともに、消防当局に事故を通報し、緊急出動を要請した。

こうした対応はその後、海兵隊のウェブサイトに「高速道路の事故現場で助けてくださった海兵隊員を称賛します」と題する投稿が掲載されたことで知られるようになった。

投稿者は「危険になり得る状況でもためらわず事故現場に入り、助けてくれたことに感謝を伝えたい」とつづった。

海兵隊は、事故現場で市民の生命と財産を守ったキム大尉ら9人に師団長表彰などを授与する予定だ。キム大尉は「海兵隊員なら当然すべきことをしただけだが、ありがたい言葉をいただき、こちらこそ感謝している」と話した。

一方、この事故では1トントラックを運転していた60代の男性が心停止の状態で病院に搬送されたが、死亡した。警察が詳しい事故原因を調べている。

(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News