アジア大会組織委、目立つ空席に「満足はしていない」 運営不備については謝罪
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【9月26日 AFP】愛知・名古屋アジア・アジアパラ競技大会組織委員会(AINAGOC)は26日、メインスタジアムなどの各会場で空席が目立っていることについて、チケットの販売状況に「満足はしていない」と認めた。
注目を集める陸上100メートルなどが実施された25日夜の瑞穂公園陸上競技場では、収容人数3万人の客席のうち4分の1ほどしか埋まっていない状態だった。
組織委によると、サッカーを含む8競技でチケットの販売率が6割未満にとどまっており、10月4日に予定されている閉会式でも同様に大量の売れ残りが出ているという。
組織委の村手聡事務総長はAFPの質問に対し、「満足はしていない。フルスタジアム(満員)を目指してチケット販売を続ける」とし、購入者が実際に会場へ足を運ぶよう取り組むと述べた。
また、19日の開会式は9割以上のチケットが売れたものの、当日のノーショーにより客席に空席が目立ったと説明。チケットの売れ行きは「全体的に好調」とした上で、「競技によっては一日に複数の試合があり、注目の試合に集中してしまう場合もある。関係者席では確保したのに来られない方もいる」と語り、遺憾の意を示した。
■運営上の不備を謝罪
一方で村手氏は、大会の宿泊施設や移動手段をめぐる混乱についても陳謝した。
今大会ではコスト削減策として選手村が建設されず、参加者らはホテル、輸送コンテナ型宿泊施設、および大型クルーズ船コスタ・セレーナ号に分かれて滞在している。
しかし、1万7000人の大会出場者や関係者に対する部屋不足や、クルーズ船への乗船時に数時間におよぶ待ち時間が発生するなどトラブルが頻発。タイ代表団が「混とんとした椅子取りゲーム」のようだと表現し、韓国代表団は「落第点」と評価するなど、各国の代表団から批判が相次いでいる。
また、練習会場や試合会場に向かう送迎バスの遅延、欠便も発生している。
村手氏は「原因はさまざまだが、サービス提供する責任はAINAGOCにあるということで、率直にミスが起こったことはおわび申し上げたい」「原因をしっかり追及して、再度それが起こらないようにとの思いで、日々職員は作業をしている」と述べた。(c)AFP