【9月26日 AFP】米ホワイトハウスは25日、ドナルド・トランプ米大統領が中国の習近平国家主席やその他の国賓晩餐会の出席者を新しいボールルーム(宴会場)建設現場に案内したと明かした。

トランプ氏は24日に開かれた晩餐会の最中に突然「予定を変更する」と宣言し、4億ドル(約630億円)の予算で建設中のボールルームを見せたいと述べた。

トランプ氏は出席者に対し、「習主席と彭夫人をお迎えする特別な趣向として、会場の皆さんを奥にあるあの美しいカーテンの向こう側にご案内したい」と語った。

「話題になっている新しいボールルームの完成まであと1年だ。皆さんにきっと気に入っていただけるものをお見せできると思う」

その後、記者団は夕食会場から退出させられたが、ホワイトハウス高官はAFPの取材に対し、トランプ氏が後に習氏や他の出席者をボールルームの現場に案内したか問われ、「ツアーが行われたことを確認できる」と答えた。

米紙ニューヨーク・ポストによると、見学者は夕食会が行われたイーストルームの扉を出て、赤じゅうたんの上を歩き、建設現場の視察に向かったという。

米政府の中でも最も機密性の高い施設の一つを訪れるこのツアーは、米中間の緊張緩和を目的とした豪華な国賓訪問において、トランプ氏が習氏に強い印象を与えようとする姿勢を浮き彫りにした。

トランプ氏は以前、このボールルームについて、地下6階分の機密施設と屋上にドローンポートを備える予定であることから「世界最高の軍事複合施設兼舞踏室」と称していた。(c)AFP