新世界百貨店で販売された「ザ・マッカラン レッドコレクション 71年」(c)MONEYTODAY
新世界百貨店で販売された「ザ・マッカラン レッドコレクション 71年」(c)MONEYTODAY

【09月25日 KOREA WAVE】韓国で秋夕(チュソク)を前に、流通各社が販売する最高級の限定酒が人気を集めている。1億ウォン(約1050万円)を超えるウイスキーや数千万ウォン台のワインも売れており、業界では、世界で数十本しか生産されない希少な商品を高価な美術品のように所有しようとする需要があるとみている。

流通業界によると、新世界百貨店が秋夕向けに1本限定で販売した「ザ・マッカラン レッドコレクション 71年」が1億8000万ウォン(約1890万円)で売れた。同百貨店はこのほか、ザ・マッカラン40年(約336万円)、50年(約1290万円)、78年(約2310万円)など、希少な長期熟成品をそろえた。

ロッテ百貨店では、各1本限定の高級ワイン「シャトー・ル・パン2015」(約158万円)と「シャトー・ペトリュス2010」(約105万円)が売れた。現代百貨店も「ペトリュス18本垂直コレクション」(約3780万円)や「ザ・バルヴェニー50年」(約893万円)などを販売しており、VIP顧客を中心に問い合わせが続いている。

こうした超高級酒は、百貨店が産地のメーカーや酒類流通会社などと事前に協議し、限定数量を確保する。業界関係者は「1億ウォンを超える超高級酒は、商品企画担当者が数年前から協議しなければ確保できない」と説明した。

超高級酒は飲用ではなく、所有を目的に購入されることも多く、高価な美術品のように投資資産としての側面もあるという。2023年に英サザビーズの競売で220万ポンド(約4億3000万円)で落札された「ザ・マッカラン1926」のボトルは、1986年にごく少数が販売された。元記事によると、当時の価格から約40年で約350倍に上昇した。

最近は超高級酒の販売先が百貨店からコンビニにも広がっている。GS25が秋夕向けに販売した「5大シャトーワインセット2016」は949万9000ウォン(約100万円)だったが、8月17日の販売開始から5時間で用意した7セットが完売した。

CUが数量限定で販売した「バランタイン30年」(約11万円)も発売当日に完売した。セブンイレブンでも「マッセート2022」(約18万円)や「シャトー・ラフィット・ロートシルト2023」(約12万円)など、100万ウォン台の高級ワインが完売した。

コンビニ各社はアプリ内に酒類専門コーナーを設け、顧客層を広げている。かつては1万~2万ウォン台の商品が中心だったが、最近では10万ウォンを超える高級酒へと販売領域を拡大している。

(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News