北朝鮮・金正恩総書記へのロシア訪問招請「今も有効」…訪問時期は外交ルートで調整
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北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党総書記に対するロシア訪問の招請は現在も有効で、実際の訪問時期は外交ルートを通じて調整されると、ロシアのルデンコ外務次官が24日(現地時間)、タス通信とのインタビューで明らかにした。
ルデンコ氏は、キム総書記に対するロシア訪問の招請について「現在も有効だ」と述べ、「ロシアはいつでも北朝鮮指導者の訪問を歓迎する」と語った。さらに「訪問時期は外交ルートを通じて調整される」と付け加えた。
ルデンコ氏は、2024年6月に平壌で締結されたロシアと北朝鮮の「包括的戦略的パートナーシップ条約」について、「伝統的に友好的なロ朝関係を質的に新たな同盟レベルへ引き上げた」と強調した。
また、条約の精神と内容に沿って北朝鮮と各レベルで活発な対話を続け、両国関係をさらに発展させるための取り組みを進めていると説明。貿易・経済、科学・技術協力のための政府間委員会を通じた実務的な協力も含まれるとした。
キム総書記のロシア訪問は、これまでにも複数回招請されている。今回のルデンコ氏の発言は、従来の招請が現在も有効であることを改めて確認したものに近い。
プーチン大統領は2024年6月、平壌でキム総書記と首脳会談した際にロシア訪問を要請。2025年9月に中国・北京で開かれた抗日戦争勝利記念日の軍事パレードに合わせたロ朝首脳会談の終了時にも、「待っている。訪問してほしい」と直接招請した。
キム総書記は2019年と2023年の2回、ロシアを訪問しているが、いずれも極東地域に滞在した。2019年はウラジオストク、2023年はアムール州のボストーチヌイ宇宙基地でプーチン大統領と首脳会談しており、首都モスクワを訪れたことはない。
今後ロシア訪問が実現した場合、キム総書記がモスクワを訪れるかが注目される。
ロシアと北朝鮮は、2023年9月のキム総書記の訪露と2024年6月のプーチン大統領の訪朝以降、協力関係を急速に深めている。包括的戦略的パートナーシップ条約を基盤に、経済、外交、軍事、文化など幅広い分野で協力を拡大している。
同条約には、一方が武力侵攻を受けて戦争状態に陥った場合、もう一方が遅滞なく軍事援助を提供する事実上の自動軍事介入条項が盛り込まれている。
北朝鮮はこの条約を根拠に、2024年10月にロシア西部クルスク州へ兵力を派遣した。北朝鮮軍はその後、ロシア軍によるクルスク州のウクライナ軍からの奪還で重要な役割を果たしたと評価されている。
また7日には、北朝鮮とロシアを直接結ぶ豆満江の自動車橋が着工から約1年4カ月で完成し、開通した。既存の鉄道に加え、両国間を自動車で往来できる初の陸路となり、経済や人的交流の活発化が見込まれている。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News