韓国でインフルエンザ急増、前年同期の4.6倍…秋夕の大移動で感染拡大に警戒
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【09月25日 KOREA WAVE】韓国で秋夕(チュソク)の大規模な帰省・旅行を前に、例年より早く流行しているインフルエンザと、再び増加している新型コロナウイルスへの警戒が高まっている。サービスエリアや鉄道駅、空港、高速バスターミナルなど人が集まる場所では、マスクの着用や手洗いなど基本的な感染対策が求められている。
韓国疾病管理庁によると、2026年第37週(9月6~12日)のインフルエンザ様疾患の患者数は、外来患者1000人当たり31人で、前週の25.3人から22.5%増えた。2025年同期の6.7人と比べると4.6倍となる。
インフルエンザ様疾患とは、38度以上の発熱に加え、せきや喉の痛みがあるケースを指す。患者数は第34週の1000人当たり9.2人から、第35週13.3人、第36週25.3人、第37週31人と急増している。
2026~2027年シーズンの流行基準は1000人当たり12.9人。疾病管理庁は患者数が基準を超え、ウイルスの検出率も上昇したことから、11日に流行注意報を発令した。
特に子どもや青少年の間で感染拡大が目立つ。第36週の年齢別患者数は7~12歳が1000人当たり75.1人で最も多く、1~6歳が49.8人、13~18歳が31.3人と続いた。
ソウル聖母病院のイ・ミンジョン小児青少年科教授は、最近、発熱で受診した子どもからA型インフルエンザが確認されるケースがあると説明。「2026年は一般的な予防接種時期より早くインフルエンザが始まっており、注意が必要だ」と指摘した。
突然の高熱に加え、せきや喉の痛み、頭痛、筋肉痛などがある場合は、インフルエンザ感染の可能性がある。高熱が2~3日以上続いたり、子どもの全身状態が良くなかったりする場合は、医療機関で検査を受けることが勧められている。
現在、主に流行しているのはA型(H1N1)pdm09。疾病管理庁によると、2026~2027年シーズンのワクチン製造に使用されたウイルスと類似しており、治療薬への耐性に影響する変異は確認されていない。
新型コロナも増加傾向にある。第37週の病院級医療機関における入院患者は287人で、前週の193人から48.7%増加した。2025年同期の459人より少ないものの、8週連続で増えている。第34週の61人と比べると、3週間で4.7倍となった。
秋夕の移動中に呼吸器症状がある場合はマスクを着用し、せきやくしゃみをする際にはティッシュや衣服の袖で口と鼻を覆う必要がある。サービスエリアや飲食店を利用した後は、流水とせっけんで30秒以上手を洗い、洗っていない手で目や鼻、口に触れないことも重要だ。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News