【10月1日 CGTN Japanese】エンボディドAI技術を搭載し、グリーン・低炭素技術とインテリジェント技術を融合したデジタル地下鉄車両が9月22日、ドイツのベルリンで発表されました。同車両を開発した中国の軌道交通車両メーカーの中国中車(CRRC)によると、エンボディドAI技術を地下鉄車両に応用するのは世界で初めてとのことです。

第15回ベルリン国際鉄道技術専門見本市InnoTrans(イノトランス)が22日に開幕し、中国中車は会場でグリーン・インテリジェンス融合デジタル地下鉄車両を発表しました。これは同社が開発した都市鉄道向け新型車両プラットフォーム「VELLINK」に基づき開発されたもので、車体全体にマルチソースセンサーを配備することで、自律型感知システムを構築し、路況をリアルタイムで識別し、異常と判断すると故障を警告することもできます。

中国中車によると、従来の都市鉄道車両に比べ、軽量化素材とマルチシステム統合により、車両全体の重量を約18%削減し、総合エネルギー消費量を10%以上低減したとのことです。

ドイツの国際的な第三者検査機関テュフ・ラインランド鉄道事業部のグローバル上級副社長フランク・シュペル氏は記者の取材に対し、「中国企業と長期的に協力しており、協力パートナーの中国企業の国際進出に感銘を受けている。AIは軌道交通発展の重要な技術方向の一つで、研究開発プロセスを加速させ、異なるシステム間の融合をよりいっそう推進させることが期待されている」と述べました。

ベルリンで開催中のイノトランスは隔年で開催され、世界をリードする軌道交通技術の見本市です。本大会は世界中から3100社以上の出展企業が集まり、中国からは中国中車、中国国家鉄路集団、ファーウェイ(華為技術)など200社以上の企業が出展しています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News