イランはトランプ氏に「決して屈服しない」 大統領が国連で演説
このニュースをシェア
【9月24日 AFP】イランのマスード・ペゼシュキアン大統領は23日、米国とイスラエルに全面戦争を仕掛けられて以来初となる国連総会の一般討論演説で、イランは「決して屈服しない」と表明し、強気な姿勢を示した。
ペゼシュキアン氏は、開戦時に同国の前最高指導者アリ・ハメネイ師を殺害した米政権を「テロリズム」で糾弾し、戦争を仕掛けたのはイランではなく米国とイスラエルだと強調した。
これに先立ちドナルド・トランプ米大統領は22日、国連総会での一般討論演説でイランを「全滅させる」かどうかの選択を迫られていると述べる一方、米イラン交渉担当者間での協議再開を称賛していた。
ペゼシュキアン氏は演説の中で、膠着(こうちゃく)状態に陥った戦争を解決に導く協議には一切言及しなかった。
ペゼシュキアン氏は、「制裁、圧力の強化、恫喝の強化に直面しても、イラン国民の抵抗心が高まるだけであることを(トランプ氏は)知るべきだ。われわれは決して頭を下げないし、膝を屈することもない」と訴えた。
開戦以来イランが封鎖しているエネルギー輸送の要衝ホルムズ海峡について、イランを揺さぶる交渉材料として利用することは認めないと強調した。
「一部の国がホルムズ海峡を自由に通航して自国の利益を増大させると同時に、同海峡を利用してわれわれに対する攻撃を仕掛ける事態を放置することはできない」と述べた。(c)AFP