韓国で餅が日常スイーツに…コンビニ売上高125.6%増、「餅巡り」も人気
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【09月23日 KOREA WAVE】韓国の流通業界で餅の売上高が急増している。コンビニCUでは2026年1月1日~9月17日の売上高が前年同期比125.6%増え、大型スーパーやオンライン通販でも伸びが目立つ。名節の食べ物とされてきた餅が日常のおやつやスイーツとして広がり、有名店を巡る「餅巡り」や冷凍餅、クリームや果物を組み合わせた商品の人気が背景にある。
CUは、もちもちとした食感への関心の高まりに着目し、イチゴ大福で知られるホンマンダンとのコラボ商品を発売した。シリーズの累計販売数は約60万個で、イチゴとシャインマスカットを使った2種類が特に人気を集めている。9月15日には餅とピーナツバターを組み合わせた「インジョルミ・バタートースト ピーナツバター味」も発売した。
大型スーパーでも需要が伸びている。イーマートでは1月1日~9月17日の冷凍餅の売上高が前年同期比155%増加し、7月1日からの約3カ月でも120%増えた。2025年から販売するカボチャ入りインジョルミやもち米餅に加え、2026年7月にはヨモギや白あんを使った商品を投入し、品ぞろえを拡充した。
ロッテマートでは、秋夕直前の9月を除いた6~8月の餅類の売上高が前年同期比18.2%増え、3~8月でも9.5%増加した。特に冷凍餅は90%以上、イチゴやクリームなどを使った商品も約30%伸びた。同社は、餅の消費が名節の食べ物や食事代わりから、日常のおやつやスイーツへ広がっていると説明している。
食品通販のカーリー(Kurly)では6~8月の餅・韓国伝統菓子カテゴリーの取引額が前年同期の約2倍となり、商品数も80%増えた。カボチャ入りインジョルミの取引額は336%増加。薬菓や韓国式おこわ、せんべいなどの取引額も123%増えた。
流通各社は有名な餅店とのコラボや、商品を試せる店舗展開にも力を入れている。イーマート24は9月17~20日、ソウルの聖水・ソウルの森にある店舗で、有名餅店2店の人気商品11種類を販売した。ピザ風の蒸し餅5種類と、生クリーム、イチゴ、黒ゴマ、コーヒー、ブルーベリーを使った大福6種類をそろえた。
業界関係者は「餅の消費文化が名節中心から日常的なおやつやスイーツへ移っている。伝統的なおやつの味や形を現代風にアレンジした商品への需要も高まっている」と説明した。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News