【9月29日 CGTN Japanese】キュウリ、ピーマン、ミニトマト―中国の多くの職場ではいま、若者が野菜をオフィスで育てる「デスク菜園」が新たなトレンドとなっています。

北京のある企業のオフィスでは、デスクやバルコニーにさまざまなミニプランターが並べられています。従来の観葉植物だけでなく、ミニトマト、キュウリ、トウガラシなどの野菜も栽培されています。

野菜の生育にはより多くの日光が必要なため、オフィスの日当たりの良い窓辺は、こうした鉢植え野菜の専用スペースとなっています。企業の従業員の申琪さんは、「(ミニトマトが)緑からオレンジ色に変わるのを見ることは、出勤するモチベーションになる。普段仕事で疲れた時も、水やりに来る」と述べています。
若年層にとって、「デスク菜園」はストレス解消や癒やしの手段であるだけでなく、新たな交流方式でもあります。主要なSNSプラットフォームでは、ユーザーが栽培成果を披露したり、育てやすい品種を紹介したり、作物の成長過程を写真で記録したりして、栽培テクニックを共有しています。「デスク菜園」は個人の趣味から、若者に大人気のホットなSNSトピックへと変貌しています。

「デスク菜園」人気に伴い、室内栽培の消費市場も活性化しています。種子メーカーも市場のトレンドに乗り、室内シーンに適した「栽培キット」を開発しています。小さな一粒の種が新たな消費市場をけん引しています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News