韓国・釜山の水路にサメが5日間滞在…専門家「餌を追って入り、出口を見失った可能性」
このニュースをシェア
【09月23日 KOREA WAVE】韓国・釜山の北港親水公園で18日にサメが確認され、その後も水路にとどまる中、海水温の上昇に伴い、南方海域に生息していたサメの北上が今後も続く可能性があるとの専門家の分析が出ている。
釜山市などによると、北港親水公園に現れたサメはドタブカとみられている。ドタブカは太平洋、大西洋、インド洋などに広く生息し、人を攻撃する危険性がある種類に分類される。
江原大学獣医学科のキム・サンファ教授は22日、「まだドタブカと確定したわけではないが、ドタブカの生息域は水温の変化によって北へ移動している」と説明。「水温上昇が続いているため、今後もこうした傾向が続くだろう」との見方を示した。
韓国国立水産科学院によると、2026年1~6月の韓国周辺海域の平均表面水温は17.17度で、2001年以降の26年間で最も高い水準を記録した。
8月までに確認された大型サメの出現回数も73件に達し、2025年同期の29件から約2.5倍に増えた。
キム教授は、今回のサメについて「餌を探して水路に入った後、出口を見つけられなくなったとみられる」と分析。「水路内にも餌があり、生息するのに劣悪な環境ではないため、とどまっている可能性がある」と説明した。
一方、水路内で出産した可能性については否定的な見方を示した。サメの性別が確認されておらず、目撃された小さな個体についても同じ種類かどうか判明していないためだ。ただ、「水路のような浅く安全な場所で子を産むサメの種類は多い」と付け加えた。
釜山市によると、週末に北港親水公園を訪れた人は約2万人に上った。SNSでもサメの目撃情報が相次ぎ、関心を集めている。
(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News