ネイバーの「ギフトエージェント」=ネイバー提供 (c)news1
ネイバーの「ギフトエージェント」=ネイバー提供 (c)news1

【09月22日 KOREA WAVE】韓国のインターネット大手ネイバーが、秋夕(チュソク)を前に、人工知能(AI)が購入者の予算や商品の口コミなどを踏まえて贈り物を選ぶ「ギフトエージェント」を導入した。

IT業界によると、ネイバーは秋夕に合わせ、ネイバープラスストアのアプリ内で提供する「AIショッピングエージェント」のギフト向け機能をアップデートした。

5月に初めて公開したギフトエージェントは、贈る相手や好み、予算、状況など複数の条件を理解し、商品を提案するショッピング支援機能だ。今回のアップデートでは、商品の提案範囲や信頼性を高め、配送に特化した機能も追加した。

贈る相手や希望する商品が明確でない漠然とした質問にも、さまざまな選択肢を示す。例えば「チームメンバーに配る秋夕の贈り物を勧めて」と入力すると、AIが利用者の買い物の状況を把握し、健康機能食品やデザート・菓子、パーソナルケアなど、目的に合ったカテゴリーを提案する。

細かな条件を指定して商品を絞り込むこともできる。「10万ウォン台(約1万円台)で両親に贈るイシモチの秋夕ギフトセットを勧めて」と入力すると、ネイバーショッピングに蓄積されたデータをもとに、包装サービスや人気商品、正規品かどうかなどを考慮して商品を提案する。

実際のギフト購入データや口コミも活用する。グルメな祖母に贈る伝統菓子を希望した場合、ギフトとして多く購入されている商品の中から、「高齢者でも食べやすい」「お茶によく合う」といった口コミがある商品を探して提案する仕組みだ。

秋夕の贈り物で重要となる配送時期もAIが確認する。利用者の配送先を基準に秋夕前に受け取れる商品を探し、いつまでに注文する必要があるかも案内する。

利用者は商品ごとの配送情報を個別に調べる必要がなく、商品の提案から配送日の確認まで、対話画面内で情報を確認して購入を検討できる。

ネイバー関係者は「秋夕の贈り物は用意する相手が多く、利用者ごとに状況も異なるため、一つずつ検索して比較するには多くの時間と労力がかかる買い物だ」と説明。「ネイバーが保有する口コミデータや幅広い商品・取引データと、パーソナライズされた提案技術を組み合わせることで強みを発揮できる分野だ」としている。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News