【9月28日 CGTN Japanese】世界最長の河川横断道路シールドトンネルである中国の海太長江トンネルの左線が9月21日、安全かつ順調に川底の最深部を通過しました。これにより、同トンネルは左右両線とも最深部を通過し、全線貫通に向けて大きく前進しました。

長江河口の水面下75メートルで、中国が独自開発した最大径の泥水式シールドマシン「滄淵号」が5334メートルの掘削を終え、安全に川底の最深部を通過しました。今回通過した川底最深部は、トンネル工事全体の中でもリスクが最も集中し、建設上の難易度が最も高い重要区間です。トンネル構造には0.75メガパスカルという極めて高い水圧がかかり、1平方メートル当たり、重さ1.5トンの乗用車約51台分に相当する荷重を受けることになります。

  
海太長江トンネルは長江河口に位置し、北は江蘇省南通市海門から、南は蘇州市太倉までを結びます。路線の総延長は39.07キロで、このうち河川横断トンネル部分は11.185キロ、左線のシールド工区は約9327メートルです。

海太長江トンネルは片側3車線、計6車線の高速道路規格で建設されており、全線は2028年の完成・開通を予定しています。開通後は、江蘇省海門から太倉までの長江横断にかかる時間が、現在の1時間から10分に短縮される見込みです。 (c)CGTN Japanese/AFPBB News