【9月28日 CGTN Japanese】伝統的な祝祭日である中秋節(旧暦8月15日、2026年は9月25日)が近づき、中国各地では文化の美しさを反映した美食が、中秋節の消費市場に彩りを添えています。

中国北西部にある甘粛省蘭州新区の農村では、村人たちが今もなお、近所同士で集まり、手作りの月餅を蒸す伝統を守り続けています。代々受け継がれてきた家庭の技により、中国北西部の農村ならではの、最も本格的な中秋の味が醸し出され、生地には一家団欒(だんらん)の温もりがたっぷりと練り込まれます。この地域で伝統的な月餅を作る際に、最も重視されるのは古くからの決まりと手順です。生地は一晩をかけて寝かせてじっくりと発酵させてこそ、翌日に使う際に、ふんわりとして同時に腰のある食感に仕上がります。村人は月餅づくりに熟練していて、生地をこねて伸ばす作業を一気に行います。そして伸ばした生地に香り高い亜麻仁油(アマニ油)を塗り、さまざまな天然の香辛料を加えていきます。

中国南東部の江西省南昌市では、伝統的な味わいの月餅に今も人気がある一方で、地元の文化を生かしたユニークな創作月餅も大変な人気です。消費者はその豊富で多様な品揃えによって、一足早く中秋節の濃厚な雰囲気を味わっています。 (c)CGTN Japanese/AFPBB News