「M650」博物館の立坑タワー完成予想図=江原ランド(c)news1
「M650」博物館の立坑タワー完成予想図=江原ランド(c)news1

【09月22日 KOREA WAVE】韓国の産業化を支えた旧・舎北炭鉱が、労働の歴史と記憶を伝える新たな複合文化施設として生まれ変わる。

江原ランドは、東原炭座舎北鉱業所の跡地を再整備した複合文化施設「M650」を10月1日に正式開館するのを前に、最終準備を進めていると明らかにした。

M650の前身となる東原炭座舎北鉱業所は、1962年から2004年まで操業した韓国を代表する炭鉱の一つ。江原ランドは2021年から、既存施設を撤去せず、東原炭座の事務所やシャワー室、立坑タワー、650坑道などを可能な限り当時の姿で保存する形で改修してきた。

「M650」という名称は、炭鉱が標高650メートルに位置することに由来する。かつて石炭産業の中心地だった場所の特色と、現代的な文化体験を組み合わせるという意味を込めた。

来場者は、鉱山労働者の作業環境を紹介する展示のほか、鉱車の乗車体験や、巻き上げ機室を改装したユニークなカフェなどを利用できる。

正式な開館式は10月7日に開かれる。10日までの4日間、石炭産業転換地域の7市・郡が参加する「2026炭鉱文化祭」も開催される。

キム・ドギュン江原ランド代表取締役は「M650は、この場所に刻まれた労働者の暮らしを受け継ぐために整備した空間。炭鉱の歴史と価値を新しい世代が体験できる代表的な文化施設にしたい」と話した。

江原ランドは現在、東原炭座舎北鉱業所の国家登録文化遺産への登録も進めている。江原特別自治道の審議を通過し、国家遺産庁の最終審議を控えている。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News