韓国政府のAI広報動画、再生800万回目前…SF災害映画風の演出で交通政策PR
このニュースをシェア
【09月22日 KOREA WAVE】SF映画を思わせる大胆な演出を取り入れ、人工知能(AI)で制作された韓国政府の公共交通政策の広報動画が、再生800万回に迫るなど注目を集めている。
韓国政府の公式ユーチューブチャンネルは8月、「毎日乗る公共交通、これからはもっと多く還元を受けてください! #みんなのカード」と題した動画を公開した。
動画は2026年の空に正体不明の巨大な物体が現れる場面から始まる。災害映画の一場面を思わせるスケールの大きな演出で視聴者を引き込む内容となっている。
登場人物たちは、黒い雲の中に浮かぶ巨大な物体を見つめ、緊張感を高める。市民の一人が地下へ続く階段を駆け下りながら「あと1回だけ満たせばいい」と叫び、状況室では「広がるのが速すぎる」と驚く声が上がる。女子生徒たちが「私たちの地域はちょっと違う」とささやく場面も登場する。
しかし、動画は中盤以降に一転する。女性が「まだ分からないの? もう計算は終わっている」と話すと、空を覆っていた巨大な物体の正体が「みんなのカード」だったことが明らかになる。
正体不明の災害ではなく、公共交通利用者に還元の恩恵を提供する交通カード政策を、意外性のある展開で紹介したものだ。
公式チャンネルに掲載された動画は、公開から約1カ月で再生800万回に迫った。従来の堅い政策広報とは異なり、映画のような演出を取り入れた点が視聴者の関心を集めたとみられている。
ネット上では「災害映画の予告編だと思って最後まで見た」「政府の広報動画がこんなに面白くなるとは」といった好意的な反応が寄せられている。
韓国政府は動画で、全国どこでも公共交通を利用した際の還元額を自動計算する「みんなのカード」制度をPRした。月15回以上公共交通を利用した場合、基準額を超えた分について100%還元するなどの政策内容を盛り込んでいる。
(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News