ユーチューブチャンネル「ソウルおじさんTV」画面キャプチャ(c)MONEYTODAY
ユーチューブチャンネル「ソウルおじさんTV」画面キャプチャ(c)MONEYTODAY

【09月22日 KOREA WAVE】韓国・ソウルの景福宮・光化門一帯に、中国国旗のデザインが入った赤いそろいの服を着た中国人観光客数十人が現れ、ネット上で否定的な反応が相次いだ。

ユーチューブチャンネル「ソウルおじさんTV」が13日に公開した動画には、中国の伝統衣装風の赤い上下をそろって着た観光客らが、景福宮の光化門や光化門広場一帯を移動する様子が映っていた。

観光客らの服の胸元には中国国旗の五星紅旗のデザインがあり、光化門前で列を作って移動したり、集団で記念写真を撮ったりしていた。

一部はカメラや周囲の人々に向かって手を振り、歓声を上げていた。赤い服を着た数十人が一斉に移動する様子を、周囲の観光客が見つめる姿も映っていた。

動画が広がると、ネット上では「他国に来たのなら、少なくとも礼儀は守るべきだ」「逆に韓服を着て中国の紫禁城で同じことをしたら黙っているだろうか」「景福宮であのような服を集団で着るのは不快だ」などの反応が寄せられた。

景福宮では最近、中国の伝統衣装を巡る同様の議論も起きている。7日には、中国皇帝の服装を連想させる衣装を着た男性が光化門の月台を歩く姿がSNSで公開され、批判を受けた。

中国の微博や小紅書などのSNSでも、中国の伝統衣装「漢服」を着て景福宮で撮影した写真や動画が相次いで共有されている。

ソ・ギョンドク誠信女子大学教授も先月20日、関連する情報提供を複数回受けたとして懸念を示した。韓服と漢服は異なる衣装だが、景福宮で漢服を着て撮影した写真や動画が広がれば、外国人が韓国の伝統衣装だと誤認する可能性があるとの趣旨だ。

ソ教授は「韓国各地を旅行しながら自国の伝統衣装を着ることはできるが、外国人観光客が誤解する可能性がある」と指摘。「こうしたことが景福宮で起きたのは一度や二度ではない。中国のインフルエンサーは、他国の歴史と文化をまず尊重する『グローバルマナー』を身につけるべきだ」と強調した。

(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News