【9月27日 CGTN Japanese】米国に本拠を置き消費者動向調査や小売市場観測を行うニールセンIQがこのほど発表した「2026年世界新エネルギー車消費者研究報告」によると、新エネルギー車業界の急速な発展に伴い、消費者のニーズはすでに「品質重視」の段階に入ったことが明らかになりました。新エネルギー車とは、電気自動車(EV)をはじめとする、非従来型の機動力を利用する自動車を指します。

世界の1万人以上の新エネルギー車ユーザーおよび潜在顧客を対象に実施されたこの調査によると、購入の動機として最も多かったのは「生活の質の向上や快適な移動」の42%で、通勤やビジネスなどの機能性ニーズをはっきりと上回り、安全、自由、スマート体験などの移動の価値とともに新エネルギー車消費の中核的な駆動力になっていることが分かりました。

また、地域によって、消費者が車を購入する際に重視することが違うのも分かりました。中国のユーザーは自動車を家族専用の「移動する第三の空間」と見なして車内空間をより重視し、家族全員での移動を優先する傾向が見られます。北欧のユーザーは車を購入する際に、ペットを連れてのドライブや環境重視の生活という理念に対価を支払います。東南アジアの消費者は、新エネルギー車を所得増や社会での地位の向上の象徴と見なします。英国人は節約志向が強く、車の使用コストを重視します。一方で日本や韓国の消費者は、車の購入が、引っ越しや転職などによる通勤の変化に連動していることが多いとのことです。

調査報告は、新エネルギー車購入の判断基準は「品質と体験の重視」に完全に移行し、最先端の「魔法のような技術」こそ消費者を引きつけるための「強力な武器」になったとの見方を示しました。

この調査はオンラインで定量的アンケートの回答方式を採用し、全世界から1万90件の有効回答を得ました。うち中国大陸部からは3035件、それ以外からは7055件だったとのことです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News