韓国テーマパークで「ホラー競争」激化…K-POP、伊藤潤二、韓国の妖怪を融合
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【09月21日 KOREA WAVE】韓国のテーマパークが秋を迎え、「ホラー」を前面に押し出したコンテンツ競争を繰り広げている。単に幽霊やゾンビを登場させるのではなく、有名な知的財産(IP)やアーティスト、伝統的な企画を組み合わせ、フォトスポットやミッション、ショー、飲食、グッズまで一体化させるのが特徴だ。
エバーランドは「ブラッドシティ・ゼロ」を展開する。ゾンビが出没する都市を舞台に、来場者が「ワクチンを探せ」「学校から脱出せよ」「命を懸けろ」という3種類の生存ミッションに挑戦する。
K-POPファンを意識した企画も加えた。K-POPグループATEEZのメンバー、サンを「ブラッドシティ」初のアイドルモデルに起用し、従来の来場者に加えてアーティストのファン層も呼び込む狙いだ。ホラーをテーマにしたグッズや飲食メニューも販売する。
ロッテワールドは、日本のホラー漫画家、伊藤潤二氏の作品世界を取り入れた。「伊藤潤二コレクション」とコラボし、作品独特の奇妙な雰囲気をテーマパーク内に再現。来場者が漫画の世界を体験できる構成としている。
キャラクターを展示するだけでなく、フォトスポットや拡張現実(AR)、映像演出などを活用。パレードや体験型コンテンツに加え、コラボグッズや飲食も展開し、一つのIPをパーク全体で楽しめるようにした。
韓国民俗村とソウルランドは、来場者が幽霊と一緒に楽しめる参加型の「Kホラー」で差別化を図る。
韓国民俗村では9月12日から11月15日まで秋祭りを開催。ヘッドセットを装着して幽霊たちと踊る無音のダンスパーティーを初めて導入するほか、鬼ごっこやミッション型コンテンツを展開する。若い女性の幽霊や九尾の狐など、韓国独自の幽霊や妖怪をモチーフにしたキャラクターが来場者と交流する。
ソウルランドは11月1日まで「Kドーパミン・ゴーストフェスティバル」を開催する。死者をあの世へ導く使者や九尾の狐など韓国の怪異に、ドラキュラやフランケンシュタインなど西洋の怪物を加え、東西のホラーを融合させた。
幽霊と電話しながら現場から逃げる没入型ゲームや、九尾の狐をテーマにしたパフォーマンスミュージカル、カボチャを使ったフォトスポットなども用意している。
エバーランドの関係者は、K-POPアーティストとのコラボでオンラインとオフラインの境界を越え、より没入感のある体験を提供する狙いだと説明。ホラーだけでなく、さまざまな文化や特別メニュー、グッズまで総合的に楽しめる秋を代表するイベントにしたいとしている。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News