仁川国際空港に駐機する大韓航空機とアシアナ航空機(c)news1
仁川国際空港に駐機する大韓航空機とアシアナ航空機(c)news1

【09月21日 KOREA WAVE】韓国のアシアナ航空を合併する大韓航空は、12月の統合後、米州や欧州など長距離路線のマイル特典席を段階的に増やす。韓国公正取引委員会が両社のマイル統合案を最終承認し、利用量を統合前に比べて最大21%増やすよう求めたことを受けた措置だ。

大韓航空は15日、公正取引委員会からアシアナ航空とのマイル統合案の承認を受けたと発表した。2025年6月に最初の統合案を提出してから15カ月で、4回にわたる修正・補完要求を経て、9月1日に最終案を提出していた。

最終案では、マイルの利用機会を拡大する。公正取引委員会は統合航空会社の年間マイル利用量について、2025年の両社会員の合計利用量を基準に、2027~2028年は6%、2029年は12%、2030~2036年は21%多い水準で管理するよう求めた。

これを受け、大韓航空は米州、欧州、オセアニアなどの長距離路線で、過去10年間に両社の特典航空券による搭乗実績が最も多かった2023年と同等以上の座席を供給する。利用者が長距離路線でマイルによる航空券予約や座席のアップグレードを特に好む点を反映した。

利用できる路線も広がる。アシアナ航空のマイルで大韓航空の航空券を購入できるようになり、従来のアシアナ航空路線や両社の重複路線に加え、大韓航空のみが運航する路線も選択できるようになる。

アシアナ航空のマイルは合併後も10年間、別に運用され、利用者が希望する時点で大韓航空の「スカイパス」マイルに交換できる。アシアナ航空の上級会員は大韓航空の該当する会員ランクに自動的に移行する。

マイルの交換比率は、搭乗で獲得した分については両社の付与基準が似ていることから1対1とする。提携サービスで獲得したマイルは、利用者がマイル獲得に投じた費用を考慮し、1対0.82で交換する。

12月17日の統合大韓航空発足後、新たに獲得するマイルはすべてスカイパスに加算される。

大韓航空は上級会員制度について、既存の「ミリオンマイラー」「モーニングカーム・プレミアム」「モーニングカーム」に「モーニングカーム・セレクト」を新設し、3段階から4段階に拡大する。アシアナ航空の5段階の会員制度に対応するための措置だ。

大韓航空はマイル統合に関する案内サイトも開設し、利用者の混乱を最小限に抑える方針。同社関係者は「公正取引委員会に提出したアシアナ航空とのマイル統合案を基に、消費者のマイル利用の利便性と選択肢を引き続き拡大していく」としている。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News