【09月21日 KOREA WAVE】
「PUBG: BATTLEGROUNDS」=クラフトン(c)NEWSIS
「PUBG: BATTLEGROUNDS」=クラフトン(c)NEWSIS

韓国のゲーム大手クラフトンは、「PUBG: BATTLEGROUNDS」のイベント大会で、ベトナムの参加者2人が試合中に個人配信の内容からゲーム外の情報を確認していたことが判明したとして、2人のPUBGパートナー資格を剥奪した。20日に予定していた大会最終日の試合も中止し、最終順位は確定しないことになった。

問題が起きたのは、韓国、中国、日本、チャイニーズタイペイ、タイ、ベトナムのアジア6地域からプロ選手やPUBGパートナー、配信者らが参加する「PUBG Asia Stars 2026」。各地域8人の計48人が参加し、17、19、20日の3日間で計9種目を実施する予定だった。

クラフトンによると、ベトナム代表として参加したHIMASSとTANVUUは17日の初日、個人配信の内容からゲーム外の情報を確認していた。大会の公平性を巡る問題が提起されたことを受け、クラフトンは2人を残りの試合から除外し、代替参加者を投入。一部種目の得点も調整した。

さらに2人の「PUBGベトナムパートナー」資格を剥奪した。ただ、2人がほかの参加者の個人配信を視聴したかどうかは確認されていない。外部情報を実際のプレーに利用したか、ほかにも外部情報の伝達や受信があったかについても調査を続けている。

クラフトンは大会映像や参加者の個人配信映像、チームのボイスチャットなどを確保し、事実関係を確認している。追加の違反が判明した場合は、該当する規定を検討した上で対応する方針だ。

一方、20日午後8時から予定していた最終日の試合は中止した。参加者の交代や得点調整を実施したものの、全参加者が同じ信頼と条件の下で残りの日程を進めることは難しいと判断した。

これに伴い、大会の最終順位も確定しない。賞金は当初、最終順位に応じて差をつけて支給する予定だったが、すべての参加地域に同じ基準で支給する。最終日に予定していたゲーム内報酬イベントも中止し、代替イベントを設ける。

クラフトンは初期対応にも問題があったと認めた。発生当初、十分な事実確認ができていない段階で外部情報の利用について伝え、その後は正確な確認を優先する過程で進捗状況を十分に共有できなかったと説明した。

大会では配信の遅延を義務付けておらず、リアルタイムチャットによる外部情報の確認や、ほかの参加者の個人配信の視聴、ゲーム外情報の受信・利用についても具体的な規定や制裁基準を設けていなかった。クラフトンは今後、配信の遅延や外部情報の利用禁止、監視方法、違反時の制裁基準などを事前に明確化する方針だ。

クラフトンは「参加者の皆さんがイベントのために準備した努力と、ファンの皆さんとともにつくった時間を十分に守れなかったことを重く受け止めている」とし、事前の運営基準やリスク管理、初期判断、その後の意思疎通など複数の面で不十分だったと謝罪した。

(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News