韓国・釜山市東区の北港親水公園で、水路を泳ぐサメを見守る市民。サメは体長約3.5メートルで、国立水産科学院はオオメジロザメと推定している=2026年9月20日(c)NEWSIS
韓国・釜山市東区の北港親水公園で、水路を泳ぐサメを見守る市民。サメは体長約3.5メートルで、国立水産科学院はオオメジロザメと推定している=2026年9月20日(c)NEWSIS

【09月21日 KOREA WAVE】韓国・釜山市東区の北港親水公園の水路に、体長約3.5メートルのサメが3日連続で姿を現し、多くの市民が見物に訪れている。SNSで写真や動画が相次いで共有され、親水公園は思わぬ人気スポットとなった。

サメは18日午前9時ごろに初めて目撃された。茶色い外見で、韓国国立水産科学院はオオメジロザメと推定している。

SNSでサメが水路を泳ぐ様子が広まると、実際に見ようと多くの市民が現場を訪れた。水路沿いの柵には人々が長い列をつくり、サメが5~10分おきに姿を見せるたびに歓声を上げ、スマートフォンで写真や動画を撮影した。子ども連れの家族も多くみられた。

見物客が増えたことを受け、警察や釜山施設公団の関係者は、水路を横切る橋への立ち入りを規制し、巡回を強化するなど安全管理に当たっている。

現場では「柵にもたれたり、上に乗ったりせず、安全に注意してほしい」と呼びかける案内放送も繰り返されている。周辺道路や駐車場では交通渋滞や駐車スペース不足も発生したという。

SNSには「釜山の人気者のサメを見た」「自然の水族館だ」「5~10分ごとにサメが現れる」といった投稿とともに、多くの写真や動画が共有されている。

国立水産科学院は、サメが自然に外海へ戻るのを待つよう勧告した。通報を受けて警備艇などを出動させていた釜山海洋警察も、この勧告を受け、通報から約6時間後に撤収した。

釜山市はサメの出現を受けて安全情報を市民に配信し、周辺での安全に注意するよう呼びかけた。

チョン・ジェス釜山市長は19日、SNSで「安全に北港を楽しんでください」と題した文章を投稿。気候変動により暖水性の魚が北港に多く集まり、サメも餌を求めて来たと推定されると説明した。その上で、北港親水公園の生態系がそれだけ健全である証拠とも考えられるとの見方を示した。

(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News