【9月21日 AFP】米テキサス州オースティンで20日、ベネズエラ人の男性が米移民・税関捜査局(ICE)の捜査官に胴体を撃たれ、病院に緊急搬送されたと当局が発表した。地元市長は強い憤りを表明し、真相解明に向けた調査を求めている。

当局によると、男性は徒歩での追跡中に銃撃され1か所の銃創を負った。容体は重体だが安定しているという。当局は、得られている情報は「極めて初期段階のもの」だと強調している。

オースティン市のカーク・ワトソン市長はX(旧ツイッター)に、「オースティンの街頭でICEによって人が撃たれたことに、強い怒りと深い失望を覚える」と投稿した。

ワトソン市長は記者会見で、今回の銃撃はテキサス州の州都である同市内でICEの取り締まりが「ほぼ一夜のうちに」急増する中で起きたと説明した。

撃たれた男性は、ベネズエラ国籍のウィルバー・ラファエル・ガルセス・ペレスさん(28)だと、同氏の弁護士が明かした。

弁護士はXで、ガルセス・ペレスさんが「この日の午後、オースティンでフードデリバリーサービス『ドアダッシュ』の配達中にICEによって撃たれた」と投稿した。

ICEがこの件に関して情報を公開していない中、ワトソン市長は、原因究明には地元の警察機関が関与すべきだと主張し、「率直に言って、私の立場からすれば、ICEが単独で何らかの調査を行い、他者を排除することは適切ではない」と述べた。(c)AFP