ダイアナ元妃の弟、バッキンガム宮殿の声明を非難 回顧録めぐり対立深まる
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【9月21日 AFP】ダイアナ元英皇太子妃の弟であるスペンサー伯爵は20日、近く出版する回顧録で明かした元妃の死に関する衝撃的な記述に対し、チャールズ英国王が疑問を呈したことについて、自身に「心理的操作」をしようとしていると非難した。
著書『Swan Song: Diana, My Sister』(原題)の発売を22日に控え、スペンサー伯爵は英紙メール・オン・サンデーに対し、「国王に心理的操作をされたと気づいて目覚める朝など、そうそうあるものではない」と語り、バッキンガム宮殿が異例の声明を発表したことを受けて批判を強めた。
英大衆紙デーリー・メールに掲載された回顧録の抜粋では、元夫であるチャールズ皇太子(当時)が、1997年に元妃が亡くなった数日後、「安心しろ、すぐに彼女のことなど忘れる」と発言したという、センセーショナルな内容が明らかになった。
これを受けてバッキンガム宮殿の広報担当者は前週、回顧録での主張に対し、「(チャールズ国王が)兄弟を亡くした悲しみの痛みが理性を曇らせ、判断力を鈍らせ、何年も経った後でさえ他の人には分からない形で記憶を歪めることがあると受け止めておられる」と述べた。
スペンサー伯爵は、当時のチャールズ皇太子が「宝くじに当たったかのように、目を回すほど歓喜しているように聞こえた」と主張している。
メール・オン・サンデーに対してスペンサー伯爵は、王室の声明について「驚くほど挑発的で卑怯だ。国王自身が私の発言を直接否定できないため、事実上私が嘘をついたと言おうとしている」と述べた。
また、5年前のオプラ・ウィンフリー氏によるインタビューでヘンリー王子夫妻が王室内の人種差別を告発した際、宮殿側が「記憶が異なる場合がある」とした対応を引き合いに出し、今回の声明をその「お粗末な模倣」と切り捨てた。(c)AFP