サムスン電子の「ギャラクシーZ8」シリーズを体験する人々=2026年7月28日、ソウル市麻浦区のサムスンストア弘大(c)news1
サムスン電子の「ギャラクシーZ8」シリーズを体験する人々=2026年7月28日、ソウル市麻浦区のサムスンストア弘大(c)news1

【09月20日 KOREA WAVE】アップル初の折りたたみスマートフォン「iPhone Duo」が発表された後、韓国でサムスン電子の「ギャラクシーZ Fold8」の販売台数がむしろ増えたことが分かった。

業界によると、iPhone Duoが発表された10日から1週間の韓国内におけるギャラクシーZ Fold8の販売台数は、前週に比べ約10%増加したという。

アップルが折りたたみスマホ市場に参入することで、サムスン電子が開拓してきた市場のシェアを大きく奪うとの見方もあったが、実際にはアップルの発表直後にギャラクシーZ Fold8の販売が伸びる結果となった。

これについて、アップルの折りたたみスマホを待っていた消費者の一部が、製品発表後にギャラクシーへ流れたとの分析が出ている。韓国の潜在的な折りたたみスマホ需要層が、iPhone Duoの価格や重さ、厚さなどを比較し、相対的に優位性があるとみられるサムスン製品を選んだとの見方だ。

iPhone Duoの価格は329万ウォンからで、ギャラクシーZ Fold8より100万ウォン以上高い。最大容量となる2TBモデルは509万ウォン。Apple Pencilへの対応や防じん性能、動画再生時間などを強みとする一方、重さは254グラムでFold8より53グラム重く、折りたたんだ状態の厚さも11.3ミリと1.6ミリ厚い。

iPhone Duoは10月16日に予約受け付けを開始し、23日に正式発売される。

市場調査会社オムディアは、アップルの参入により2026年の折りたたみスマホの出荷台数が2021年以来最大の伸びとなり、2230万台に達すると予測している。

市場調査会社IDCは、折りたたみスマホが2026年の世界スマートフォン市場に占める割合は3%未満にとどまり、アップル参入後の2027年も大きくは変わらないと予測している。サムスン電子の折りたたみスマホ市場におけるシェアは40%に達している。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News