韓国・慶州の鳳凰台前の芝生に駐車された車=オンラインコミュニティの投稿画面 (c)news1
韓国・慶州の鳳凰台前の芝生に駐車された車=オンラインコミュニティの投稿画面 (c)news1

【09月20日 KOREA WAVE】韓国・慶尚北道慶州市にある新羅時代の古墳「鳳凰台」前の芝生に車が駐車された写真がインターネット上で拡散し、物議を醸している。

オンラインコミュニティやSNSなどによると、13日に鳳凰台付近の芝生へ車が乗り入れ、駐車している様子を撮影した写真が広まった。

投稿された写真には、鳳凰台のすぐ前にある芝生に車が止められ、その横にテーブルと椅子が広げられている様子も写っている。当時、付近では公演などのイベントが開かれていたという。

投稿者は、車に乗っていた人たちが公演を見るため、芝生まで車で乗り入れたとの趣旨で状況を説明した。

投稿が拡散すると、ネット上では「そこでテーブルまで広げるのか。本当に恥ずかしい」「無知にもほどがある」「あそこに駐車する人は初めて見た」「王陵が何なのかも知らないようだ」などの批判が相次いだ。

現場の状況について「イベント車両が入れるようフェンスを開けていたところ、一般車両まで駐車し、カフェに行くのを直接見た」とする書き込みもあった。このほか「市は王陵を徹底的に管理すべきだ」「車のナンバーを隠さず公開すべきだ」といった声も上がった。

鳳凰台は慶州市路東洞にある新羅時代の大型古墳で、鳳凰台を含む「慶州大陵苑一帯」は韓国の国指定文化遺産「史跡」に指定され、保護されている。

文化遺産周辺で許可なく、保存に影響を及ぼす恐れのある行為をした場合、関連法令に基づき制裁を受ける可能性がある。また、車両の進入によって文化遺産が実際に損傷したことが確認されれば、別途責任を問われる可能性もある。

ただ、写真に写った車両の進入によって芝生や文化遺産が実際に損傷したかどうかや、運転手に対する通報、行政措置があったかどうかは確認されていない。

慶州を代表する文化遺産で起きた出来事が知られたことで、文化遺産周辺への車両進入の規制や管理を強化すべきだとの指摘が出ている。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News