エド・シーランさん、ガザ情勢は「正当化できず」 米コンサートで発言
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【9月20日 AFP】英国の人気歌手エド・シーランさんは19日、米国でのコンサートで、パレスチナ自治区ガザ地区の情勢について「正当化できない」と発言した。シーランさんをめぐっては、パレスチナ支持を訴え、オープニングアクトから降板させられた米ラッパーのマックルモアさんを擁護しなかったとして激しい批判を受けていた。
全米ツアー「ループ・ツアー(Loop Tour)」のフィラデルフィア公演に臨んだシーランさんは、「ガザで起きていることは破滅的であり、正当化できず、不均衡なものだ」と観客に向けて語った。マックルモアさんは今月上旬、ニュージャージー州で行われた公演で「フリー・パレスチナ(パレスチナに自由を)」と叫び、ツアーからの降板を余儀なくされた。
シーランさんは感情をあらわにした様子で「私は難しい決定を下さなければならず、過ちも犯している。本当に、本当に申し訳ない」と述べた。
コンサート前には、抗議の声を上げるデモ隊の姿が会場近くで確認された。デモ隊は、パレスチナ国旗を振りながら「フリー、フリー・パレスチナ」とシュプレヒコールを上げた。
シーランさんはこれまで、政治的中立の姿勢を維持していた。17日には、インスタグラムへの投稿で「この壊滅的な紛争について、私個人の考えはある。公に話さないことを選んでいるからといって、考えがないわけではない」と述べていた。
また、マックルモアさんを降板させる決断にはかかわっていないとし、プロモーター側の決定によるものだったとしていた。
こうした姿勢を受け、パレスチナ支持団体「パレスチナのための学術・文化ボイコット(PACBI)」は19日、「今後のラテンアメリカ公演や未発表の欧州ツアーを含む、エド・シーランのワールドツアー全体に対するボイコットの呼びかけを拡大する」と表明していた。(c)AFP