【9月19日 AFP】愛知・名古屋アジア・アジアパラ競技大会組織委員会(AINAGOC)は18日、ホッケー男子の試合前に、韓国代表チームの国歌として北朝鮮の国歌を流す誤りがあったと謝罪した。19日の開会式を前に相次ぐトラブルに対し、韓国側は怒りをあらわにしている。

韓国はバングラデシュに5-0で大勝したものの、試合前の国歌演奏では韓国の国歌ではなく北朝鮮の国歌が場内に響き渡った。整列していた韓国の選手たちは、困惑した様子で互いに顔を見合わせたという。

韓国の聯合ニュースによると、組織委側はその後バングラデシュの国歌を流し、続けて韓国の国歌を演奏した。しかし、国歌の演奏が終わる前に主審が両チームの選手に握手と試合の準備を指示する事態となった。

場内アナウンスで謝罪がなされたものの、韓国代表のミン・テソク監督は強い不満を示し、「極めて深刻な問題だ。抗議したところ『準備不足ではなく、担当者の手違いだった』と説明されたが、このようなことは絶対に起きてはならない」と語った。

大韓体育会(KSOC)の担当者はAFPの取材に対し、「正確な事実関係を確認するため、現在詳細を調べている」と明らかにした。

今大会の開幕を控えて、宿泊施設の不足や質の悪さに対する各国代表選手団からの苦情に加え、来日時に空港で最大6時間足止めされたケースが発覚するなど、混乱が相次いでいる。(c)AFP