韓国コスマックス、「次世代レチノール」バクチオールのマルチバーム開発…機能性化粧品の承認取得
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【09月18日 KOREA WAVE】韓国の化粧品ODM(研究・開発・生産)大手コスマックスは、バクチオールを使ったスティック型のしわ改善機能性化粧品について、韓国食品医薬品安全処の承認を取得したと発表した。
新技術の主要原料となるバクチオールは、インドの薬草「バブチ」の種子や葉から抽出される天然の抗酸化成分。代表的なエイジングケア成分であるレチノールと似たコラーゲン合成効果を持ち、「次世代レチノール」と呼ばれている。
光や紫外線に弱く、主に夜間に使われるレチノールに比べ、バクチオールは熱や光に対する安定性が比較的高く、日中のデイリースキンケア製品にも使用できる点が特徴だ。人によって刺激や乾燥を感じることがあるレチノールに比べ、刺激が少ないことも強みとされる。
一方、液状のバクチオールを高濃度で配合しながら、硬いスティック状に安定させることは技術的な課題だった。原料を固めるためにワックスの割合を増やすと、塗り心地が硬くなり、有効成分の肌への吸収率が大幅に低下するためだ。
コスマックスは独自の剤形制御技術でこの課題を克服した。高精度のワックス網状構造を形成し、高濃度のバクチオールを配合しながら、剤形が崩れたり、表面に油分が浮き出たりする現象を防いだ。硬い形状を保ちつつ、肌に触れるとなめらかに溶ける使用感を実現したという。
同社は今回の新技術を基に、これまで保湿を中心としていたマルチバームを、しわ改善や弾力、美白などの肌悩みに対応する高機能・多機能のプレミアム製品へ育成する計画だ。海外の顧客企業に高機能スティック型化粧品の提案を拡大し、早ければ2026年内の製品発売を予定している。
コスマックス関係者は、今回の承認について、同社のスキンケア研究開発力を示す成果だと説明。剤形の限界を克服する技術力を基に、世界のスローエイジング市場への展開を加速する方針を示した。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News