韓国ハイト眞露、1日最大400万本のビール生産…洪川江の水から「テラ」「ケリー」へ
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【09月18日 KOREA WAVE】韓国北東部の江原道洪川郡にあるハイト眞露の江原工場。緑色の「テラ」の瓶が絶え間なく流れる瓶詰めラインで、品質管理チームのキム・テファン氏は「1時間に6万本を生産するラインなので、水を十分に確保できなければビールを造れない。第一も第二も水の管理だ」と強調した。
1997年に完成した江原工場は、約16万坪の敷地で「テラ」「ケリー」「ハイト」「フィライト・フレッシュ」や輸出用発泡酒などを生産する。年間生産能力は約50万キロリットル、1日最大400万本に達する。
ビール造りは水から始まる。工場では洪川江の表流水を取水し、飲料水の基準を満たすよう浄水して使用する。浄水した水を麦芽などの原料と混ぜ、温度調整や加熱を経て麦汁を造る。煮沸後に急速冷却して発酵タンクへ移し、酵母を加えるとアルコールと炭酸ガスが生まれる。
発酵・貯蔵タンクは計108基あり、1基当たり60万リットルを収容する。500ミリリットル入りのビールなら120万本分に相当し、最低20日以上の発酵・貯蔵を経て完成する。
瓶の選別から洗浄、充填までの工程も自動化されている。各地から回収した瓶は毎分約1000本のペースで選別機を通過する。傷や変形のある瓶は6台のカメラで検出し、他社の瓶は分けて回収する。ビール瓶は通常5~7回再利用される。
選別された瓶は約35分かけて洗浄・殺菌され、再び検査を受ける。その後、精密ろ過したビールを毎秒約17本、毎分約1000本のペースで充填し、同時にふたを閉める。最後に異物や容量不足、ふたの不良などを検査して製品となる。
見学施設には、洪川江を望みながら工場で造った生ビールを味わえる試飲場もある。360度LEDによる映像展示やグッズショップのほか、製造工程に関する問題に答えると、焼酎とビールを混ぜる韓国独特の飲み方「ソメク」の認定証を受け取れるコーナーも設けられている。
商品開発でもソメクとの相性を評価している。テラのブランドを担当するハイト眞露のキム・ジョングン課長は、「テラとケリーはいずれも開発段階の社内外の試飲テストで、ソメクにした際の相性を評価する項目があった」と説明した。
工場見学は一般消費者にも開放され、20人以上の団体は無料で生産施設の見学と試飲を体験できる。新型コロナウイルスの影響で約3年間休止していた見学施設は2024年8月に「ハイト眞露パーク」として改装され、その後の累計来場者は約2万6000人となっている。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News