韓国の秋夕商戦に変化…「大容量」から少量・小分け商品へ、家族構成の縮小が背景
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【09月17日 KOREA WAVE】韓国で秋夕(チュソク)の買い物風景が変化している。家族全員で食べる食材をまとめて購入し、料理を豊富に並べる従来のスタイルから、必要な分だけ買ったり、秋夕の前後に分けて購入したりする消費が増えている。祭祀の簡素化や家族構成の縮小が背景にあり、流通業界も韓牛から秋夕の総菜まで少量・小分け商品を拡充している。
現代百貨店は2026年の秋夕向け韓牛ギフトセットで、200グラム単位の小分け商品を増やした。従来の450グラム単位から200グラムに減らした商品を初めて投入し、焼き肉用の韓牛や希少部位のセットなどを200グラムずつ包装している。
韓牛ギフトに占める小分けセットの割合は2021年の25%から2025年には34%へ上昇し、2026年は40%を超えると見込まれている。現代百貨店の関係者は「秋夕の簡素化や世帯人数の減少などにより、必要な時に新鮮な状態で分けて食べられる小分けギフトセットの人気が目立って高まっている」と説明した。
コンビニでも1~2人世帯を狙った秋夕商品が増えている。小分けした韓牛に加え、ソンピョンやチャプチェ、チヂミなどの秋夕料理も、大容量セットではなく必要なメニューを選べる商品が登場している。
GS25は、チヂミとチャプチェを半分ずつ組み合わせた商品を6900ウォン(約690円)で発売する。秋夕向けの弁当も6900ウォン(約690円)で、黒米ご飯やナムルご飯、トッカルビ、タッカルビ、串焼き、トウモロコシのチヂミ、ソンピョンなどを9つに仕切った容器に盛り付けた。
CUは白いソンピョン4個とヨモギのソンピョン4個を合わせた8個入り商品を3500ウォン(約350円)で販売。チャプチェとチヂミを組み合わせた商品も5600ウォン(約560円)で展開する。
セブンイレブンは、手軽に食べられるキンパやムスビを秋夕向け商品として投入。イーマート24も韓牛のロースやサーロイン、ミスジなどを1~2人で食べやすい量に小分けした「韓牛美食セット」6種類を販売する。
こうした変化は秋夕に限らない。韓国農村振興庁が8月に消費者1000人を対象に実施した調査では、大容量よりも食べ切れる量を購入しようとする傾向が鮮明になった。
今後購入を増やしたい商品では、少量・小分けの生鮮果物が49.5%で最多となり、小分けの畜産物が33.3%、洗浄・下処理済み野菜が23.2%と続いた。一方、箱単位の大容量果物については62%が購入を減らすと回答した。
流通業界の関係者は「秋夕だからといって必ず大容量やセット商品を購入しなければならないという認識は薄れている」とし、「顧客が希望する商品と容量を細かく選べるよう、品ぞろえの多様化に力を入れている」と説明した。
(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News