韓国会社員、昼休みを「自分の時間」に…語学や運動、昼寝でリフレッシュ
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【09月17日 KOREA WAVE】韓国で、昼休みを語学学習や運動、昼寝などに使い、自分のための時間を確保する会社員が増えている。韓国人の1日平均の余暇時間は1日の17.9%にとどまり、経済協力開発機構(OECD)平均を下回るなか、限られた昼休みを有効活用しようという動きだ。
48歳の会社員オ・ユンファさんは、昼休みにソウル・中区の語学学校で英会話を学んでいる。働きながら子育てもしているため、朝や夜に時間を確保するのが難しいという。
オさんは「昼食は豆乳や卵などで簡単に済ませる。昼休みに英語学校へ通うのが生活のルーティンになっている」と話す。
この語学学校では英語や日本語などを40~50分で学ぶ昼休み向けの講座を正午から開講している。学校関係者によると受講者は増加傾向にあり、「10人中9人は会社員」という。
44歳のパク・シネさんも自己啓発のため、週2~3回、昼休みに日本語を学んでいる。「別に時間をつくるより効率的だと思う。昼休みを使って学ぶと充実感がある」と話した。
昼休みの活用は語学だけではない。光化門や江南などオフィスが集中する地域では、マンツーマンのトレーニングやヨガ、ピラティスなどの「ランチクラス」も開かれている。
一方、昼休みを「完全な休息」に充てる会社員もいる。ソウル・鍾路区にある睡眠用マッサージチェアを備えたカフェでは、正午から午後1時までの昼休み時間帯に全室が予約で埋まっていた。
店内には10室余りの個室があり、それぞれにマッサージチェアを設置。10分から利用でき、料金は10分当たり最低1500ウォン(約150円)となっている。暗い個室には毛布や耳栓なども用意されている。
52歳のチャン・ヨニムさんは簡単に食事を済ませた後、毎日20~30分ほどここで眠るという。「普段よく眠れないので会社の同僚と毎日来ている。午後の仕事にも実際に役立つ」と話した。
27歳の会社員も「おなかがすいていなかったり、昼食の約束がなかったりすると利用する。眠らなくても個室で気楽に休めるのがいい」と語った。
専門家も、昼休みを自分のために使うことが余暇の少ない会社員の活力につながると評価している。
クァク・クムジュ・ソウル大学心理学科名誉教授は「社会が複雑になり、さまざまな活動をするための時間が絶対的に不足している」とし、「時間を細かく使って『自分の時間』をつくり、自分に有益なことに活用している」と説明した。
ク・ヘヨン漢陽サイバー大学社会福祉学科教授は「労働者にとって休息する権利は非常に重要だ」と指摘。昼休みを単なる食事の時間ではなく、それぞれに必要な休息や活動のための時間として活用することは、個人の成長と企業の効率の双方にプラスになり得るとの見方を示した。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News