韓国シャンプーの輸出動向(c)news1
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【09月17日 KOREA WAVE】韓国のヘアケアブランドがKビューティー人気を追い風に海外市場で成長している。韓国関税庁の輸出入貿易統計によると、2026年1~7月のシャンプー輸出額は1億3392万ドル(約206億円)で、前年同期比38.9%増えた。

最大の輸出先となった米国向けは3076万ドル(約47億円)で97.1%増加し、これまで首位だった中国の2027万ドル(約31億円)を初めて上回った。輸出全体に占める米国の割合は2025年の16.2%から23%に拡大する一方、中国は20.9%から15.1%に縮小した。

ロシア向けは1242万ドル(約19億円)で70.7%増、台湾は974万ドル(約15億円)で23.5%増、ウズベキスタンは567万ドル(約9億円)で83.8%増だった。伸び率が最も高かったポーランドは437万ドル(約7億円)で412%増加。パラグアイは258%増、ブラジルは138%増、カナダは135%増となり、北米や中南米でも成長が目立った。

背景には、Kビューティーへの好意的な認識がヘアケアにも広がり、韓国企業が海外の販売網を拡大していることがある。米国では、韓国人のような透明感とつやのある肌を表す「Kグラス」という美容トレンドが、柔らかく滑らかな髪を指す言葉にも広がっている。

LG生活健康は「ドクターグルート」を中心に北米の高級ヘアケア市場を開拓している。2026年上半期のアマゾンでの売上高は前年同期比153%増え、8月には米国全土のセフォラ約400店舗で正式販売を開始した。

アモーレパシフィックでは頭皮ケアブランド「ラボエイチ」が伸びている。6月のアマゾン・プライムデーでは売上高が前年同期比8149%増となった。ヘアフレグランス「ロングテイク」は347%増、「ミジャンセン」は237%増を記録した。

欧州では愛敬産業の「ケラシス」が成長している。ロシアやウクライナ、ポーランド、ベラルーシ、モルドバ、ドイツなどで、2026年1~3月期の売上高が前年同期比125.2%増加。独立国家共同体(CIS)地域でも1~5月に37%増えた。

韓国科学技術院(KAIST)の技術を基盤とするポリフェノールファクトリーの抜け毛ケアシャンプーブランド「グラビティ」は、2025年10月に米アマゾンへ進出した。2026年はシリコントゥーとの輸出契約を通じて欧州とインドネシア市場を開拓し、4月には韓国シャンプーブランドとして初めてフランスの百貨店プランタン・ウェストフィールド・パルリーに入店した。

業界関係者は、最近はアジアよりも北米、欧州、中南米でKヘアケアの成長が目立つと説明する。頭皮を肌のようにケアする「スキニフィケーション」の広がりに伴い、スキンケアを中心に拡大したKビューティー人気がヘアケアにも波及しているとの見方を示した。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News