平陸運河が開通 「黄金水道」が中国南西部の物流を刷新
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【9月23日 CGTN Japanese】中国南部の「西部陸海新通路」の基幹プロジェクトである平陸運河が9月16日午前、正式に開通しました。平陸運河の開通に伴い、外航路線の「南寧―ベトナム・カントー」と、内航路線の「南寧―海南洋浦航路」の新たな2つの貨物航路も双方向で運航を開始しました。
16日は30隻の貨物船が平陸運河を通航し、南部広西チワン族自治区の南寧港と欽州港では貨物船の初航を中心とした作業がおこなわれました。取扱貨物はコンテナとばら積み貨物が中心で、建材、石炭、鉱産物、鋼材、肥料などが含まれています。また、開通当日には4つの水上旅客航路も同時に運航を開始しました。
平陸運河は2022年8月28日に着工し、全長134.2キロに及び、内陸河川I級航路基準で建設され、5000トン級船舶の航行が可能で、中国国内で最高の通航等級を持つ運河です。同プロジェクトでは、「世界の同規模運河で最大の通航能力」「世界の同規模閘門で最速の通航速度」「世界で落差が最大の節水型閘門」「世界最大規模の内陸河川用節水型閘門」という4つの「世界一」を達成しました。
平陸運河は、「西部陸海新通路」の鉄道・道路網と相互に補完することで、中国南西部の貨物を効果的に集積し、地域経済の活力を引き出すとともに、西部陸海新通路の物流効率を継続的に高めることが期待されています。開通後は、南西部の貨物を平陸運河経由で海に運ぶことで、従来のルートに比べ内陸河川の航行距離を560キロ以上短縮でき、年間50億元(約1150億円)を超える輸送費を削減できる見込みです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News