フランス・パリの経済協力開発機構(OECD)本部(c)AFP/news1
フランス・パリの経済協力開発機構(OECD)本部(c)AFP/news1

【09月17日 KOREA WAVE】韓国の景気先行指数(CLI)が半導体の好況を背景に、5年3カ月ぶりの高水準を記録した。経済協力開発機構(OECD)が発表する17カ国の中で首位となり、韓国が1位になるのは2020年5月以来、6年3カ月ぶりとなる。

OECDによると、8月の韓国のCLIは102.87で、2021年5月の102.88以来、5年3カ月ぶりの高水準だった。

CLIは景気の転換点を早期に捉えるための指標で、100を上回れば6~9カ月後の国内総生産(GDP)が長期的な傾向を上回る可能性を示し、100を下回ればその逆を示す。

韓国のCLIは2025年1月に99.14まで低下した後、2月から反発。2025年11月には100.12と100を上回り、その後19カ月連続で上昇している。

順位も急速に上がった。2025年9月までは17カ国中16位だったが、2026年2月には3位に浮上。7月にはメキシコを抜いて2位となり、8月には8カ月間にわたって首位だったブラジルを上回った。

CLIは製造業の景況見通し、株価、投資財製造業の在庫、在庫出荷比率、長短金利差、交易条件の6指標で構成される。8月の韓国の輸出は、半導体やコンピューター、化粧品などを中心に前年同月比68.7%増加した。

韓国国家データ処が発表する景気先行指数の循環変動値も同様の動きを示している。7月は104.2となり、2000年8月の104.6以来、25年11カ月ぶりの高水準を記録。9カ月連続で上昇した。

ただ、上昇幅は鈍化している。OECDのCLIは前月比の上昇幅が3月の0.43ポイントをピークに、4月0.41ポイント、5月0.37ポイント、6月0.28ポイント、7月0.15ポイント、8月0.06ポイントと5カ月連続で縮小した。国家データ処の景気先行指数も、前月との差が6月の0.9ポイントから7月には0.4ポイントへ縮小した。

この間、対外環境は悪化した。中東での戦争激化を受け、国際原油価格は1バレル=100ドルを突破。米国債金利の上昇に連動して韓国の国債金利も急騰した。11日には3年物国債金利が4%を超え、2023年11月以来初めて4%台に上昇。10年物も2022年10月以来の高水準となった。韓国銀行はこれに先立ち、2回連続で政策金利を引き上げている。

韓国企画財政省は11日に発表した9月の「最近の経済動向」で、「堅調な景気回復の流れが続いている」と評価した。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News