JTBC「事件班長」放送画面(c)news1
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【09月17日 KOREA WAVE】韓国で、90歳を迎えた父親に息子の妻が補聴器を贈ったものの、以前の持ち主がすでに亡くなっていたことが判明し、家族の間で対立が生じたというエピソードが伝えられた。

JTBC「事件班長」が7日に紹介した内容によると、情報を寄せた50代女性は最近、実父の90歳の誕生日を迎え、姉妹とともに両親の家で一晩過ごした。

その際、家の中に置かれていた箱を見つけた。母親に尋ねると、兄の妻が父親に使ってもらおうと持ってきた補聴器だという。

しかし父親は自ら耕運機を運転して農作業をするほど元気で、普段から耳が聞こえにくいということもなかった。さらに補聴器の箱には、知らない人の名前と電話番号が記されていた。

不審に思った女性がその番号に電話すると、相手は「亡くなった母親が生前使っていた補聴器で、教会に寄付したものだ」と説明した。

女性が兄の妻に確認すると、「その補聴器は300万ウォン(約33万円)を超える。1、2回しか使っていないと聞いたので持ってきた」と答えたという。

女性が「亡くなった人のものを、どうして父にあげられるのか」と尋ねると、兄の妻は元の持ち主が亡くなっていたことは知らなかったと説明。「私たちの教会では、こうして物を分け合い、大切に使っている」として、大きな問題ではないとの反応を示した。

さらに女性が、父親はそもそも補聴器を必要としていないと指摘すると、兄の妻は「気になるならそのまま置いておいて。秋夕の時に持って帰って別の人にあげる」と話したという。

女性は「亡くなった人が生前使っていた補聴器を何の説明もなく、しかも補聴器を必要としていない父に持ってくるのは適切なのか。本当に私たち家族が神経質すぎるのか」と疑問を投げかけた。

番組に出演したソン・スホ弁護士は、兄の妻は以前の持ち主が故人だったことを知らず、悪意があった可能性は低いとの見方を示した。一方で、高齢者への贈り物は受け取る側の気持ちを考える必要があると指摘した。

韓国オープンサイバー大学のパク・サンヒ教授(相談心理学)も、耳が不自由なわけではない人に補聴器を渡すことには無理があり、他人が身につけていた物を贈る際には慎重になるべきだとした。

これに対し、パク・ジフン弁護士は、兄の妻は物を大切に使うタイプで、義父に何かを贈りたいという気持ちがあったのではないかとして、悪意があったとは考えにくいとの見方を示した。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News