宇宙航空庁提供(c)news1
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【09月16日 KOREA WAVE】韓国の国産ロケット「ヌリ」が10月7日の5回目の打ち上げで、超小型衛星群「ネオンサット」5基を一度に宇宙へ送る。同じ任務を担う複数の衛星を一度に軌道へ投入する韓国初の衛星群打ち上げとなる。

2027年のヌリ6回目の打ち上げでさらに5基を追加し、既存の1号機を含む衛星群を構築する。完成後は朝鮮半島を1日3回以上撮影し、国家安全保障や山火事、洪水などの災害対応に活用する。

韓国宇宙航空庁と韓国航空宇宙研究院は15日、ソウルで記者懇談会を開き、搭載する衛星の主要任務や打ち上げ準備状況を公開した。

5回目の打ち上げでは、主衛星となるネオンサット5基(2~6号機)と、大学や自治体、韓国企業など10の研究開発機関が開発したキューブサット10基の計15基を搭載する。これまでのヌリの打ち上げで最多となる。

同じ任務を担うネオンサット5基は順番に軌道へ投入する。衛星分離時の衝撃を抑える低衝撃型の衛星分離装置を新たに採用し、衛星同士の衝突を防ぐため、35~40秒間隔で異なる方向に分離する予定だ。

ネオンサットは1基当たりの重量が100キロ未満の超小型衛星で、白黒1メートル級、カラー4メートル級の解像度を持つ電子光学カメラを搭載する。政府は衛星を2つの軌道面に配置して運用する計画で、衛星群が完成すれば同じ地点を24時間以内に再び撮影できる。

イ・サンヒョン超小型衛星群事業団長は「精密監視システムの構築により、国家安全保障や災害対応の迅速性、正確性を高める」とし、民間主導の宇宙産業の育成や雇用創出にも貢献すると説明した。

副衛星のキューブサット10基は、宇宙環境で韓国製素子や部品の性能を検証するほか、低軌道の宇宙環境調査、済州島周辺の海洋ごみの海流監視、微小粒子状物質(PM2.5)の動向や発生原因の分析などを担う。

ヌリ5号機は全体の組み立てが最終段階に入っている。6月29日から全羅南道高興郡の羅老宇宙センターで組み立てを進めており、搭載する15基の衛星もすべて同センターに搬入された。

衛星は14日にヌリ上段部へ搭載された。ロケットの組み立ては9月末に完了し、10月5日まで最終点検を実施する。異常がなければ6日に発射台へ移送する。

打ち上げ予定日は10月7日で、予定時間は午後0時23分から午後1時23分まで。気象や宇宙環境などを考慮し、最終的な時刻は当日に決める。予備期間は10月8~14日に設定している。

オ・テソク宇宙航空庁長は「今回のヌリ5回目の打ち上げは韓国初の衛星群打ち上げであり、韓国の衛星開発が量産と衛星群運用体制へ進む重要な転換点」と述べ、最後まで準備に万全を期すとした。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News