【9月20日 CGTN Japanese】9月に入り新学期が始まったことで、中国の文具市場は消費のピークを迎えています。今年の新学期シーズンにおける文具消費は、購買層の集中、リストに基づく購入、家庭単位での購入という特徴を呈しています。

通販大手「京東(JD.com)」の消費・産業発展研究院の調査データによると、今シーズンの文具の購買層の中心は26~45歳の保護者で、全体の7割以上を占めています。一方、25歳以下の学生層の割合はわずか9.1%にとどまっています。

今シーズンの文具消費において、ゲルインキボールペンは使用頻度が高く消耗が速いという特性から、販売シェアの12.5%を占め、全アイテムをリードしています。また、算数用ノートや作文用ノートなどの各種専用ノート類の売上も急増しています。さらに、アート創作関連文具の販売も非常に好調で、立体付箋、カスタマイズノート、手作りDIYキットの売上がアート用品カテゴリーの上位にランクインしています。アナリストは、美術教育や労働教育の全面的な推進に伴い、授業での実践活動が多様化し、新たな文具消費ニーズを生み出していると分析しています。

これまで、電動消しゴム、指紋認証ペンケース、デスクトップ掃除機などのハイテク文具や著名人とのコラボによるトレンド文具が大流行していたものの、最近の販売動向を見ると、トレンド文具は新学期の文具消費の主流ではなくなっています。その代わりに、実用的で機能が多様、かつ幅広いシーンで活用できる文具がより高く評価されるようになっています。

これについてアナリストは、「消費者が派手なデザインを盲目的に追い求めなくなったことは、文具に対する消費者の認識がより明確になっていることを示している。文具はおもちゃではなく、あくまでも学習ツールであり、安全で使いやすく、耐久性に優れていることが製品の核心的価値である」と指摘しています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News