チュ・ミエ京畿道知事(c)news1
チュ・ミエ京畿道知事(c)news1

【09月15日 KOREA WAVE】韓国・京畿道のチュ・ミエ(秋美愛)知事の辞任を求める住民請願が、就任から約2カ月で1万人以上の同意を集め、知事が公式に回答する基準を満たした。財政非常事態の宣言後、12億ウォン(約1億3700万円)台の知事公邸や、市・郡への補助率縮小、産後ケア費用の支援終了などを巡り反発が続く中で出された請願だ。

京畿道によると、「チュ・ミエ知事の辞任を請願します」と題した請願は11日に道の請願掲示板に掲載され、14日午後6時現在で約1万1000人が同意した。道の請願制度では、掲載から30日以内に1万人以上の同意を得た場合、知事が30日以内に公式回答を示す必要がある。

産後ケア費用の支援終了も争点となっている。道は、出産家庭に新生児1人当たり50万ウォン(約5万7000円)相当の地域通貨を支給してきた事業を、9月30日までの申請分で終了する方針だ。中央政府や市・郡による類似の出産支援制度が定着、拡大したことに伴う事業再編だと説明している。

これに先立ち、11月に第1子の誕生を控えているとする住民が9日、事業終了に伴う経過措置を求める請願を掲載し、1日で1万人以上の同意を集めた。

チュ知事は8月5日、税収減少や累積債務の負担などを理由に「財政非常事態」を宣言した。道は同月19日、42兆2420億ウォン(約4兆8400億円)規模の第2次補正予算案を編成し、約1300事業を対象に5465億ウォン(約626億円)の歳出を見直した。

チュ知事は財政非常事態を宣言した際、住民の生命や安全、社会的弱者の保護に必要な予算は守ると強調し、不必要な支出から削減する方針を示していた。一方、今回の請願者は、チュ知事には約1400万人の道民の生活を担う能力がないとして、自ら辞任するよう求めた。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News