【09月15日 KOREA WAVE】
14日、ソウル・国会で開かれた本会議の政府質疑で答弁するチェ・ギョジン(崔教振)教育相(c)news1
14日、ソウル・国会で開かれた本会議の政府質疑で答弁するチェ・ギョジン(崔教振)教育相(c)news1

韓国のチェ・ギョジン(崔教振)教育相は、2027年度大学入試の随時募集で出願システムに障害が発生したことを受け、現在は民間企業が運営している出願システムを教育省と韓国大学教育協議会が管理する案を検討する考えを明らかにした。

チェ氏は国会の政府質疑で、野党「国民の力」のソ・ボムス議員から「今後は民間企業に任せず、教育省や韓国大学教育協議会が直接管理してはどうか。以前に障害が発生した2005年もそうだったが、教育省は消極的すぎる」と指摘された。

これに対し、チェ氏は「今回は予期せぬ不祥事もあっただけに、可能性について改めて積極的に検討する」と答えた。

11日には、随時募集の出願を代行する「Uwayapply」で締め切り直前にシステム障害が発生し、一部の受験生が出願できない事態となった。教育省と韓国大学教育協議会は、当初午後6時だった締め切りを午後7時まで延長した。2005年の大学入試の定時募集でも、締め切り日に出願サイトが停止する同様のトラブルが発生していた。

教育省は今回の障害で出願を完了できなかった受験生を約1200人と推計している。

チェ氏は「出願書の作成や保存、提出、決済を試みた人を対象に救済する」と説明し、「実際の救済対象は大幅に減るとみている」と述べた。

システム障害のため当初志望していた大学への出願を断念し、別の出願代行会社を利用して他大学に出願した受験生についても、接続記録などを基に救済対象に含める方針だ。

チェ氏は「一人でも被害を受けることがあってはならない」と強調し、「その過程が記録として残っている場合はすべて救済対象とする」と説明した。

一方、締め切り時間が延長されたことで、一部の大学がすでに競争率を公表した後にも出願できる状態となり、公平性に問題が生じたとの指摘についても対策を講じる。

チェ氏は「その懸念があることには同意する」とし、教育省の高等生涯政策室長を責任者とし、韓国大学教育協議会も参加する対策チームを設置して、受験生が不利益を受けないための対応を進めるとした。

今回の事態をめぐる責任については「まず学生の被害をなくすために最善を尽くす。その後、本当に責任を負うべきことがあれば、当然、教育相として責任を負う」と述べた。

教育省は再発防止策も検討しており、今回の障害を契機に、民間企業を中心とした大学入試の出願システムの運営体制そのものが見直される可能性もある。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News